Top Page ひとりごと 楽農大好き Essay Stars 砂の子Diary My Favorite リンクLink    
Reiko's Book Fairy Cafe イベント Reiko's Shop プロフィール Contact us お遍路Diary
2005年4月3日、”いい加減カフェ”がオープンしました。無人なのにけっこう人気あり! 
そして1年後の”マジな”オーガニックカフェ”をへて、只今はこんなカタチでやってま〜す♪

カフェ改築ものがたり その4

 4月30日。この言葉に飽きたかもしれませんが、いよいよ追い込みです。あちらこちらでガンガン、ブシュッブシュッとこつこつの音がしています。休みなしに加え、終了時間の6時がいつの間にか7時になり、8時になり、9時になり・・・藤間さんの動きが基準になりますが、何といっても奥さんと小さな赤ちゃんが心配。こんなに残業が続く仕事もなかったのでは。ゴメンね。はんちゃんも肉体を酷使するする。大丈夫かあ〜? なんとかみんなの身体と心がもってくれますように。

 で、遅れながらも「母屋改築ほぼ完成祝い会」の案内を工事関係者に送っていると、関係者はみんな何故かほっとしている様子。「レイコさん、完成じゃなくてよかったんですね」「やるのかと思ってましたので、死ぬとこでした」うーむ、私の性格から、どうやら5月4日になにがなんでも完成させるものと思いこんでいたみたい。済みません、焦らせて・・・。いくら私でも無理は無理と分かりますので、ある地点で95%かなあと思っていましたヨ。
 それに、実は中途半端なのは、それなりに面白いことも発見。母屋に羊の毛を被せたのですが、その様子がぱっと一目で分かるの。軒天を張らない(張れない)ことで見える以前の屋根。カバーしない(出来ない)ことで見える天井下の鉄骨部分、及び竹炭ボード。完成したらむしろ綺麗すぎて面白くないかもという意見もあり、いっそのこと未完成のままいってしまおうかなあー、なんてね。





 5月1日。最後の頑張り。夜中の9時までかかって、床張りが終わりました。最後は玄関のあがりかまちの部分で、きれいにびしっと決まってほーっ。作業はたいへんだけれど、すごく楽しい。ひとつのものを作る喜びって、何にも代え難い・・・。夜中に終わって、「じゃあお疲れさま」という時の心は、ほんとにほんとに「有り難う」の塊で、それは3月20日に始まったころの「お疲れさま」とは、だいぶ質が違っているように思います。
  仲間同士になって来て、分かり合える部分が少しずつ多くなってきて、でも尚更に礼節部分も多くなってきて、とっても心地好いのですが、きっとみんなもそうなのかなあと勝手に思っています。 こんなに一丸となってやったこと、きっとこの「フェアリーカフェ」のどこかの部分を見たり触れたりすると、ふと思い出してしまうのでしょうね。でもさり気なくて、気持ちのいい「気」がそこには感じられるはずです。なぜならば「やりたくて」やった人ばかりが集まったのですから。私がそうだもーん。
 この日は、夜の9時半まで、えっさほいさ、きゅっきゅっきゅー。アイガモ農法のお米は『ありが稲』という名前になりましたが、ここもまさに『ありが棟』です〜〜




 最後に。このフェアリーカフェとガレージは、45日間かけて完成しました。藤間大工と、建て具担当の職人(甲府市の功刀さん)、そして高野水道、中嶋電気、塗装&基礎&鉄骨&重機関係を担当した三与建設などプロの建設業者たちに加えて、途方に暮れそうな解体、サンダー掛け、ペンキ塗り、板貼り、石垣づくり、造園、ワックス掛けを手弁当でやってきてくれたそれは多くのボランティア(二桁にのぼります)の方など、のべ136人の力で作られました。ほんとうに信じられないような事であり、感動の日々でした。御迷惑をおかけしたことも膨大にあると思いますが、「やってよかった!」。ありがとうございました!!

 今回の記念に岡山くんが作ってくれたDVDの最後に書いた文です。
「誰一人欠けてもこのカタチにならなかったと思う。手掛けて下さったみなさんアリガトウ! また!?もちろん。またいつかやりましょう。オネガイシマース タノミマース ヨロシク 山村レイコ」


 
フェアリーカフェ
 

定休日は、祝祭日以外の月曜火曜です
(例外もありますので、お問い合わせください)

 
上土井: 080-6922-3966
Fax: 0544-52-0542
 
営業11:00〜15:00
 
 

フェアリーカフェ携帯サイト



Copyright 2001 Fairy Tale, Inc. All rights reserved.