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最近気になる人物!本!食べ物!場所!音楽!GOODS!
etc。 これらの物に囲まれていれば、レイコは幸せー♪ |
『おとぎの国のらん』 『―朝霧高原― レイコの安らぎ』 | ||
一番じっくり落ち着けて、そして来客にも見てもらえるスペースなので(?)我が家のログハウスのトイレには、ふたつのパステル画が飾ってあります。
「おとぎの国のらん」と「―朝霧高原― レイコの安らぎ」。いずれも東京都在住のジロー村雲氏の作品です。実は趣味のものは、思いを込めていただいてもなかなか飾れない、、、というのが本当のところ(ゴメンナサイ!)。でもこのふたつは違いました。 |
『仏像』 |
2000年の12月、NHKの『神々の玉座〜ネパール』収録のためにネパールへ行きました。「BSハイビジョンスペシャル<癒しの楽園アジアンリゾートへの招待>」の1編であったそれは、ネパール国内のチトワンからヒマラヤまでを旅を映像で綴ったもので、テーマは「癒しと祈り」。厳しい自然の中で暮らす人々にとって、生きるとは?家族とは?・・・。この旅で私の中で何かが大きく変わりました。いろんな意味で「やんわり」となって帰ってきたのです。スタッフにもお天気にも恵まれていい映像がたくさん撮れたし、軽い高山病にかかったものの、標高3900メートルまでのトレッキングは最高だったし、とにかく忘れることの出来ない旅となりました。その旅の途中で購入したのが、この仏陀です。番組ではカットされてしまいましたが、カトマンズ市内をロケした時にどうしても欲しくなり、悩んだ末、エーイと買ってしまいました。そしてその時から、トレッキング時もリュックに入れて、ずっと一緒に行動しました。まさに「同行二人」。毎朝毎晩取り出しては拝んでいました。実は同じ部屋だった制作スタッフの吉川美砂さんのお母様の具合が思わしくなく、彼女にとってこの仕事は「母の命」を見つめる深く長い旅でもありました。ちょうど私の母も容態が悪くて、二人で並んで、般若心経を唱えていたという訳です。美砂さんのお母様は、まるでその時を待っていたかのように帰国直後、この世を去りました(私の母は、ひょっこり回復)。いまも毎日手を合わせるネパールの仏陀像。何故かたくさんの動物の置物に囲まれて、幸せそうにしています。それを眺めている私も、遙か彼方ヒマラヤの空を思い出して、シアワセ気分になれるのでした。 以下は旅と同時に「独り言」に書いていた日記の抜粋です。こんな感じの出逢いでした! 半日以上かけて取材した仏像づくりのおじさん「Siddhi Raj Shakya」さんはとてもすてきなおじさまでした。ファミリーで汗だくになりながら10代から鋳型の仏像ひとすじ。280体もダライラマに注文受けたり、その作品は世界中に渡っているとのことでした。ネパールでは超がつく有名な方ですが、気さくな方でした。Eメールもあるのです。「siddhi@ener.com」。ちなみに息子たちはむちゃくちゃかっこよかったです。すでにオーダーのかかった在庫から、実はブッダを一体、10cmくらいのですが、買ってしまいました。8,000ルピー。日本円で約12,000エン。クオリティは街中にあるものと全然別で、これは一生に一度のお買い得だったと思います。金メッキ、ブルーの頭、顔のラインはメイクさんも驚くほど美しく、ニコニコです。実は私、好きなんです。仏像とか観音様とか…。我家の祭壇には、仏、神、天使、ネイティブアメリカンのドリームキャッチャー、88ヶ所の鈴、水晶玉etc、楽しく並んでます。怒られそうですけど。そこにネパールの仏像、きっと似合うと思います。すっごくすっごく嬉しい。蜜蝋でつくった型を籾と土で固めて、蜜蝋を溶かし、そこに真鍮を流し込むという労力を見せて貰って手に入れることができるなんて。しかも本当は8年待ちなんて作品もある中で…。 |
『静岡県サイクルツーリングガイド』 |
文・写真 白鳥和也 静岡新聞社刊 全25コース オールカラー写真約250点 1900円プラス税 「光栄」という言葉をしみじみ味わっています。友人の白鳥和也さん(自転車文学研究室)が書いた「静岡県サイクルツーリングガイド」の前書き(推薦文というものですね)を書かせていただいたのですが、その本がつい先日、2002年10月11日に発売となったのです。これがほんとうに素晴らしい本なんです!ただのサイクルガイドではありません。25コースすべて本人がチェックしながら案内しているのですが、文章の端々にサイクリングに対する愛情と自然に対する畏敬の念が感じられて、と〜っても幸せな気分になっちゃうんですよね。情報を押さえつつ、それだけでない「感じる」部分をさりげなく指南してくれます。技術的なこともちりばめてあるし、もうもう、どうしてこんなにリアリティのある旅ガイドが書けてしまうのだろうと、感心したり呆れたり。そう、私が初めて白鳥さんが作ったガイド小冊子「コリドー鹿野川マップ」を目にしたのは、3年ほど前のことでした。その暖かでさわやかで伸びやかな写真と今すぐにでも走りたくなる誌面に大感動!それを見た専門誌「サイクルスポーツ」編集長の宮内さんも「こんなガイドは自治体でも個人でも何処でも見たことがない!」と唸っていました。 白鳥さんは、もともと小説家になりたかったと聞いたことがあります。文章の切れとストンと訴えてくる文章は、天性のものでしょう。感性に関しては、前書きを読んでいただければ分かるのですが、人一倍、いや人10倍あると思います。と、読めない人のために書いておきますと、2001年に一緒に四万十川で屋形船下りをしたのですが、ああ、さわやか〜と風景を眺めていたら、なんとなんと白鳥さんの目にすすすーっと光るものが・・・。あとで聞いたら、「昔の日本はみんなこんな素晴らしい川だったんだろうなあと思ったら、なんだか・・・」とのことでした。そして翌日の四万十川大使の任命式の時に、橋本知事に話してしまったら(ちくった感じ?)、それがおおいに受けてしまったのです。いい川と100回言うよりも、一筋の白鳥さんの涙、でした。 とにかく読み物としてとても優れています。まるでエッセイのような、吟行のような、哲学書のような、いいやどれでもない「白鳥ワールド」。静岡県内のコースだけなのが残念ですが、自転車を電車や車で運んで走られるのもよいと思います。ドライブの方にも参考になると思うし、歩きの方も是非読んでみてください。なんだか人や自然が大好きになって、ほんわかして来ること間違いないです。 エピソード1 発行された日は、本にもサイクリストとして登場している愛らしい奥様の誕生日だっんですって!それはまた二人が出会ってちょうど丸7年とのことで、幾重もの喜びだったそうです。いかったいかった。 ●白鳥さんより購入したいなーという方へのアドバイス!→版元は静岡新聞社なので、書店での販売は県内に限られそうです。県外の方は、少し手数料はかかりますが、クロネコヤマトブックサービスでの購入がスムースとのことです。 |
『スズメ』 |
昔から、鳥類は大好きでした。初めて飼った動物がひよこだったし(冬だったので電気あんかの中で育てていたのに、夜中に停電になってころり。身近な初めての死でした)、小学生になると文鳥(家の中で飛ばして遊ぶのが日課でした。夏の日、外から入ってきた野良猫にあっという間に仕留められてご臨終。キキちゃん愛していたのに)、中学ではジュウシマツ(勉強机を改良して鳥小屋を造りました。あっという間に2羽が10羽以上に。ちゅんちゅん、とりとり、みに、みでぃ、まきし、みもれ、ほっと、ろっと、ぱんた・・・。登校前に家に放して遊ばせるのですが、小屋に入りたがらなくて格闘。学校にはしょっちゅう遅刻してました)と、相性は良かったです。でも25年間近くごぶさたしていて、ここ朝霧に来ました。そしてなんと野鳥の多いこと!飼うなんてことは考えも及びません。キジから始まって、トンビ、ヒバリ、カッコウ、ツバメ、フクロウ、シジュウカラ、ノスリ、オオジシギ、ホトトギス、ウグイス・・・ええとそれから、オオヨシキリ、コヨシキリ、ジョウビタキ、アオゲラ、カワラヒワ、ツグミ、カルガモ、ヒヨドリ、キジバト、ムクドリ、オナガ、トラツグミ、ハクセキレイ、ウソ、エナガ、カケス、ホオジロ、コガラ、セッカ・・・まだまだたくさん知らない鳥が飛び交っています。朝の散歩の時は、それらの鳥たちがオーケストラのように唄うのです。もうもう、興奮しまくって散歩をします。一生懸命名前を覚えようとするのですが、帰って図鑑を見る頃には、「あれ?頭何色だったっけ」ってな感じで全然進歩がないのが情けないのですが、楽しさは増すばかり! そんな中で、一番好きなのは、やっぱりスズメです。我が家の廃墟と化した牛舎や母屋の軒下に、所狭しと巣を作って暮らしています。家から眺めることの出来る場所で毛繕いしたり食べたりしているので、毎日観察しまくっていますが、なにしろ動作が可愛くて、もう夢中!洗濯物を干す登山ロープのブランコに、2羽ぎゅうぎゅうになって揺れているときは、笑いが止まりません。同じ枯れ草の同じ枝にに必ず留まるスズメくん。お気に入りってあるんですよね。 で、3月末に始まった母屋の改装工事でいちばん迷惑を被ったのは、間違いなくスズメたちでした。壁を解体してみると、なんと30センチもの厚さ(高さ)になる巣がたくさんあり、断熱材代わりになっていたことを知りました。芸術的な巣を撤去したときは、いくら彼らはすぐに別の場所を見つけるさ、と言い聞かせても心が痛みました。そして信じてくれないかもしれないけれど、なんと彼らは、工事の日から毎日近くに飛んできて文句を言うのです。いままでいい距離までは逃げないでいたけれど、わざわざ1メートル側まで飛んできて、留まってぴーちくぱーちくやるのです。「どうして?何で?困る。困る。困る!」と私には聞こえました。「大丈夫、もうすぐ出来たら、ちゃんとアンタたちの住処も確保するから」と言ったけど、春先の子育てシーズンを前に、彼らの不安が痛いように伝わってきました。人と家、鳥と巣、人と鳥といろんなことを考えさせられました。大好きな大好きなスズメちゃん、貴方のお宿はまた我が家にして欲しいなあ。 写真は、母屋の窓から見える「軒下で遊ぶスズメちゃんとCチャンの鉄骨に作られた巣」(1月に撮影)。この軒下が、彼らの遊び場だったので、すべて撤去したときは、申し訳なくて胸がつぶれそうだった。でも雪でつぶれそうだったの・・・許してね。 |
『砂漠をキャラバンした天使たち』 |
我が家の壁で、ゆらゆら揺れてる天使たちは、ラリーと深い関係があります。2000年の『パリ・ダカール・カイロラリー』にホンダのXR400Rで単独出場したときのエピソード。単独といっても、フランスのバイク屋さんチームに混ざっての恵まれた環境でのエントリーですが、やはり1万キロの砂漠をたった一人で走りきるのは大変なことです。毎回、お札、言葉、根付けなど、何かしらのお守りを現場に持参している私は、その年のグッズは、「天使もの」と決めました。フランスで準備している時に読んだ本が、『エンジェル・セラピー 天使の癒し』(ドリーン・バーチュー【著】宇佐和通【訳】KKベストセラーズ)だったからです。妖精モノ、天使モノは大好きでしたが、この本は見開きが一つのテーマになっていて、とても分かりやすく、楽しい本でした。いつも自分のまわりに天使がぶんぶんと見守ってくれている、そんなイメージがすぐに浮かびました。特にラリーに関係のある天使は覚えて、走りながら名前を叫びました。不安になったり人間関係に悩んだら、喜びの感情の守護者「ミカエル」、ミスコースしそうになったら、神の意志を伝えるメッセンジャー「ガブリエル」、災害を避けるためには、計画実現の為の最高のパートナー「ウリエル」、そして選手にマッサージをしてあげた時などには、癒しを司る大天使「ラファエル」。ビバークのテントの中で般若心経を唱え、走り始めたら、全ての天使の名前を大声で叫んで「ヨロシク頼むよ〜!」誰かに聞かれたら、けっこう怖がられたでしょうね。 何かしらの天使をバイクに付けたいな、と思ったのは、車検間際でした。拠点となったブルターニュ地方のディナンの街はクリスマス前で、天使だらけ。パーツ探しの傍らで、あちこち見るのですが、なかなか見つかりません。けれど最後の日になって、ホームセンターの園芸コーナーで「これだ!」というものに出会えました。鉢物の手提げの部分に飾ってあったゴールドの天使は、大きさも5センチくらいで、ちょうどハンドルなら付けられそうです。なんたって顔が可愛くて、それまで見ていた何十という天使の中でもぴかいちの出来です。軽いことにも感動し、さっそく鉢ごとレジへ。にこにこ顔の店員さんは、「ラリーでしょ、頑張ってね」と声を掛けてくれます。狭い街ですし、出場のお披露目も、町民集めてやった後なので、みんな知っているようです。「実はこの天使だけが欲しくて」とぽろっと言うと、「あらまあ、これは売り物じゃないのだけれど・・・じゃあ特別に」と手渡してくれました。何という優しさ!これも探しまくっていたからこそ、その出来事がぐっと心に浸みました。 それまでに買った白い天使三体は予備のパーツボックスへ。金色の天使はハンドルに縛られ(落下防止!)、最後のゴールまで毎日会話していました。なんとオフィシャルテレビの映像にも「各選手のお守り」がテーマの時、それはしっかり登場したのでした。とにかくその存在の大きかったことと言ったら・・・言葉では難しい。今は最初にパリダカに出場した時に、チュニジアのリタイア現場で地元の人からいただいた「ローズ・ド・サハラ(砂漠のバラ)」の上で休憩しています。予備の天使は、競技の途中で私を救ってくれたフランス人の選手のところへひとつお嫁入り。残りは仕事机とドリームキャッチャーの横でゆらゆら遊んでいます。 さて天使の本を要約したものを、小さなメモ帳に書き込んでラリーに持っていったのですが、私がよく噛みしめていた言葉をいくつかご紹介しますね。「この世に本当の意味で私を傷つけるものは存在しない」「死や怪我、何かを失うことは物質世界の幻」「身と心の安全、そして守られているという実感」「大切なことは自然と語り、人と交わり、祈り、正しい食事を摂り、身体を動かすこと」失望という項目には「素晴らしい捜しものは、すでに完全な形で目の前にある」とありました。 |
『DreamCatcher』 |
Satomi.H Original この朝霧に来てから、我が家にはドリーム・キャッチャーがどんどん増え始めました。寝室に、居間に、車にとわっさわっさぶら下がっていて、現在6個。たしか初めてやってきた子も、彼女のアメリカ土産だったと思います。彼女とは、ネイティブアメリカンが大好きな原里美さん。以前、1月5日の独り言「真理子の日記」の中で、近くの「道の駅」のアイスクリームコーナーで働いている女性として写真紹介している方です。もともと東京で仕事で知り合った仲だったのですが、数年前にここに移住してきたのでした(そういえば彼女もライダーです)。FMラジオのディレクター同士のカップルが、あっさりその職を止めてのIターンですが、つれあいの原坊(愛称です!)の方が先にここに来ていて、その間彼女は1年間の語学留学に行ってました。ところはアメリカのモンタナ州。合間を縫っては大好きなネイティブアメリカンの居留区を尋ねたり、お祭りに参加していたようです。もともとそちらの系統に見られる彼女でしたので、ロングヘアーにトルコ石のアクセサリーをつけたらもう、もう、そのまんまのネイティブアメリカン。スウェットロッジにハンブレチア(ヴィジョン・クエスト)、サン・ダンスのサポートも経験し、とにかく地元のネイティブアメリカンの人が作る新聞にも取材されるほど、通になっていったのでした。ここに来てからは、自分でアクセサリーなどを作り始め(原坊もすんごく器用で二人でやっていたようです)、それが大評判!ちびちびドリーム・キャッチャーは、フリーマーケットやどうしてもと頼まれて卸した店舗で、飛ぶように売れたようです。それは車に飾ってあり、運転するたびに揺れて幸せな気分にしてくれます。 「これからもなるべく自然からの贈り物で作っていきたいな」という里美さんでした。 |
〜ザ・モスト・リラクシング〜 『フィール 2』 |
東芝EMI TOCP-65710 2,600円 どんなジャンルの音楽が好きですか?と聞かれるのが、一番困るかもしれません。ジャンルに関わらず気に入ってしまうことが多いからです。ポップスも、フォークも、映画音楽も、クラシックも、賛美歌も、ロックも、演歌も、ジャズも、唱歌も、国を問わず、みんな好きです。実はすんごい音痴らしいのですが、歌うのも聞くのも大好き!むかし好きだった水野英子さんの漫画で、「白いトロイカ」というのがありまして、主人公のロザリンダはペテルブルグの歌姫の娘で、ものすごい歌手になるんですね。ロシアを舞台に戦争と革命の渦の中で、人々のこころを溶かしていく素晴らしい歌姫。きっといつか私もそうなるんだと思っていたのは・・・一瞬でした。 |
『ミラ・ショーンのバスタオル』 |
D-TK106 価格不明 スヌーピーの漫画に出てくるライナスは、いつも毛布を抱えています。精神安定剤なのですね。何かに夢中になると、本人も知らないうちに手放していて全然平気だったりするのに、ないことにはっと気がつくと、大騒ぎ。でもこういうものって、成長するうちにいつの間にかなくなるのだけれど、反対にいくつになっても心の中に持ち続けていたりしますよね。私の場合は自然の中の「風」かもしれません。
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知味『竹爐山房』 (ちみ ちくろさんぼう) |
東京都武蔵野市吉祥寺本町2−21−8モミジビルB1
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『鮮』 中国料理味づくりのコツ |
山本豊 柴田書店 3,689円 続けて紹介しますのは、表紙でよだれが出てきてしまいそうな山本さんの料理本です。本のまわりに付箋がびろびろ出ていますがお許しください。作ったものに張り付けているのですが、こんなに活用している本は私も珍しいです(3分の2ほど作ったかな)。お店で食べたあの料理のレシピが書いてあり、おそるおそる作ってみると、我ながらするどい美味しさ!なんだか申し訳なくもなりますが、急に「プチ山本」になったような気がして背筋が伸びます。「中華ならまかせて!」なんて、恐ろしくて今までは言えませんでした。あの麻婆豆腐は一八番ですが、香菜汁星鰻(アナゴの唐揚げ、香菜のソースがけ)とか鼓椒魚干(干しジャコの辛み炒め)とか緑豆露(緑豆のお汁粉)などは、泣く子も黙る美味しさです。とにかく誰が作っても上手くいくのがミソ。難関とも思える調味料の説明もとても親切だし、これらが揃ってなくては中華は無理と思っていたのに、そんなことはないし(ショウガ、ネギ、ニンニク、醤油、老酒、ごま油、片栗粉、スープなどがあればとりあえず出来ちゃいます。豆板醤、豆鼓、ティエン麺醤くらいは欲しいかな)、ほーんとにこの本を手にした人はみんな大喜び!見ながら作ったら、「こんな料理が出来るのか?」と感動され、夫婦仲がよくなった、などなどいろんな話しを聞かされました。読んで作ってOH〜、お店で食べてOH〜、また作ってOH〜・・・こういうのって、幸せの輪ですよね。 |
『ホメオパシー』 |
◎「ホメオパシー36レメディーキット」 |
『スカイバウンド』 |
(クリスタル of AUZ) 21,000円 Gallery ケアンズ・ネイチャー
世の中には不思議なことが沢山あります。久々にびっくりして、そしてどうにも嬉しくなったことが最近ありました。それは2001年も押し迫った師走のある日、ホームページリニューアルの打ち合わせをしていた時のことです。たった一度しか逢っていないのに、私のホームページの前身「リ・エコ」を見て、いろいろイメージを膨らませてくれたデザイナーの山ちゃん、新しいロゴやマークを使って、叩き台を考えてくれました。渡されたプリントアウトの紙には、今のフェアリーテールとほぼ同じものが記されてありました。マークは妖精が立ったり座ったりして、なんとも可愛くそして妖艶です。「私って、こんなに大人っぽいイメージないよねえ」と言うと、一度逢った時のイメージだというのです。そんなことを言われたのは初めてなので「いや〜っはっはっ♪」と大いに照れてしまいましたが、突然、はっとしました。立って大きく羽根を広げている妖精の姿は、まるであの子と一緒だったからです。 |
伊賀焼 ご飯炊き名人『かまどさん』 |
自分でお米を作るようになってから、他所のお米がとても気になるようになりました。たとえば私は外食はなるべく自然食のお店を選んで行くのですが、「おお〜っ、なんだこの美味さは!」と驚くとこがあります。そんな時は、「すみませ〜ん。何処の何ていう銘柄のお米か教えてくださ〜い」と丁重にシェフに聞いたりします。で、自然農法米は当然なのですが、なんとそれほど美味しい店は、ほとんどが「かまど」で炊いていると答えます。ううむ。かまどブームは電気釜だけではないのです。気がつけば通販の世界にもかまど、かまど、かまどが目につくことよ。結局、作ったお米を一番美味しくみんなで食べたいね、ということで購入することに。そして炊いてびっくり、これまた想像以上に美味しいではありませんか。電気釜と違って時間と火を見てないと駄目ですが、全然苦になりません。 |
『フォレストファームのクレソン(ウォータークレス/アブラナ科)』 |
ご指名で買ってくれるひとも多いというフォレストファームのクレソンは、以下で手に入ります。基本的にはオールシーズンもの。写真のサイズで、一束180円から200円強くらい。 |
『大山行男(おおやまゆきお)の写真集』 |
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『アメリカ・インディアンの聖なる大地の教え』 |
ジェミー・サムズ=著 エリコ・ロウ=訳 扶桑社 1524円
丁度1年前のホームページにもこの本を紹介しました。今でもふと開いてみて、はっとさせられることがあります。何度読んでもその時その時で意味が変わってきて、まさに一家に1冊という感じのバイブルです。 著者のジェミーさんは、セネカ族の血を引くメディスン・ウーマン。よりよく生きるためのヒントがまるで星のように散りばめられています。ネイティブ・アメリカンの生き方が素晴らしいことは、誰でも知っているし、大地の教えといったタイトルの本も山のように出ていますが、気軽でいて、深く、楽しく、飽きない本としてはかなりの位置にあると思います。249ページにある「個人の死と生まれ変わりの循環」は、昨年の紹介文にそのままホームページに載せてありますが、人は誰でも誕生日の58日前から死の循環を始めること。その通過儀礼には自分の過去について裁くのを止め、他人と自分を許すこと。誕生日の日の出が再生の循環のはじまりであること。などなど書かれてあります。誕生日などあまりまともに捉えてなかった私にとっては、びっくりでした。ここ2年は、誕生日の朝日を浴び、再生を意識しながら迎えることができたので、とっても幸せでした。 たった1ページでそんなことが書かれてあり、もうとにかく凄い!私も友人からいただきましたが、プレゼントに最高かもしれません。 |
『富士山』 |
関東に住む人なら、誰もがこころに富士山があると思います。東京が長かった私も、いつも家の窓から美しい姿を見ていました。まさかその麓で暮らすようになるとは思いませんでしたが、近くはまた一層その素晴らしさが分かります。雲、風、山肌と一瞬たりとも同じ時がありません。毎日オハナシしますが、「地球を見てるよっ。心と環境を大切にしなさいね」と言われているような気がします。畏敬の念はもちろんですが、畏怖のこころも隠せません。我が家の庭からど〜んと見える西麓の富士山は、一番好きな姿(みんな自分んちの富士山が一番なのね)です。朝日の登る前の妖艶な光りのダンスと、日没後に見せてくれる赤富士は幾度みても感動のるつぼ。とにかくスゴイ奴です! |
『富士あさぎり高原の放牧牛乳』 |
朝霧高原に住む私ですが、まわりに住んでいる方たちは、ほとんどが酪農(乳牛)を営んでいます。牛乳大好きな私は大喜びと思いきや、実は私は昔から「ノンホモ低温殺菌」しか飲めないのであった。ロングライフはまったく駄目。生乳もらって自分で低温殺菌するか、遠くの自然食品店まで行って買っていたのだけれど、この地区でもようやく1998年に遺伝子組み換え飼料(コーン)を使わないうえに放牧牛から絞った牛乳が出来たのです。殺菌は63゚C30分。もちろん美味い!しかも300円前後と安い!人穴神社のそばにある『富士ミルクランド(0544-54-3690)』か、139号線グリーンパーク近くの『サークルK富士宮朝霧店(0544-52-0315)』で売ってます。朝霧高原牛乳もあるけど、“放牧牛乳"ですのでお間違えなく。仲良しの中島邦造さんちと宮島富士夫さんちで育てた牛の牛乳なんだ。 都市だとオーガニックチェーンの『マザーズ』で売っています。にんじんクラブや大地の会の通販でもOK。近隣ならば週一宅配もあるそうです(お問い合わせは富士ミルクランド)。ミルクランドではこの牛乳を使ったアイスクリームやチーズもあります。朝霧高原にドライブやツーリングに来たら、絶対に試していってね。 ノンホモ試飲を全国制覇したであろう私が、近所ということではなく、本当に美味い!と自信を持ってお勧めする一品でした。 ここで売ってます→『マザーズ』神奈川県藤が丘店、港北東急、たまプラーザ東急、マザーズ多摩センター、新宿伊勢丹、市が尾東急、マザーズ愛宕グリーンヒルズ店。他にも関東では41の店で取り扱っているそうです。もっともっと飲んで欲しいなあ。 |
『マザー・テレサ 愛の奇跡』ナヴィン・チャウラ著/三代川律子・訳 (日本教文社/1,905円) |
とても凄い人だとは思っていましたが、本を読んだことはありませんでした。昨年末、私の夢(やすらぎ処をつくること)が具体化しようとしている時に、本屋さんでふとマザー・テレサの書棚に目が行きました。たくさん出ていますが、これはマザー・テレサの許可の元に5年の取材を経て書かれたものです。生い立ちから亡くなるまでの生き方が、かなり忠実に書かれてあると思います。まわりで行動を共にした人たちの言葉もとても生きているし、なによりユーモアがありながら自分の信念に沿って真っすぐと生きてきたマザー・テレサの日々の様子が、まるで今そこにいたかのように書かれてあります。たくさんの言葉にはっとさせられました。何度も読み返していますが、読み終えてしまうのがもったいなくて、まだ3分の1をじわじわ読んでいます。 私は般若心経が大好きで、仏教もキリスト教(天使が好きなので、そこから感じています)もイスラム教もネイティブアメリカンの信仰も自然崇拝もみんなみんなそれぞれ大好きです。インドでマザー・テレサは、「貴方たちの信仰のもとで祈ってください」と常に言っていました。宗教のカテゴリーではなく、祈る気持ちの大切さを教えてくれます。最も困っている人のためにすべての力を注いできたマザー・テレサ。その活動を支えてくれる人たちも素晴らしく、困難はあってもそれを奇跡のように乗り越えていく姿は、まさに感動させられます。手伝ってくれる人の条件は「明るくて、常識があって、健康であること」と単純ですが、人はその明るさに救われるのですよね。 昨年のアイガモの感謝祭の時に、ライダー仲間のちびっこ青山さんが自分で書いたマザー・テレサの肖像画をプレゼントしてくれたのですが、それを壁に掛けた翌日にこの本に出会ったというのも不思議です。今では毎日顔を合わせている仲です。なんちゃって。 |
『世界がもし100人の村だったら』池田香代子・再話 C.ダグラス.ラミス・対訳(マガジンハウス/838円) |
昨年、インターネット上で飛び交っていた「もしも世界の人口が100人だったなら・・・・」がついに本になり(2001年12月11日発行)、巷の噂になっています。私のホームページの中では、10月中旬に全文を紹介しましたが、作者を始め、本当の全文はどうだったのかが判明し、またまた感動しています。装丁は可愛く読み易く、クリスマスシーズンということもあり、どちらかというと子供のプレゼントになってしまったかもしれませんが、大人が読んでもが〜んと来ることが沢山あると思います。作者のドネラ・メドウズさんはまるでレイチェル・カーソンのように環境問題を考えていた人だったのです!彼女が書いていた新聞コラムからの抜粋が『ザ・グローバル・シチズン』という本になり、例の「もしも」はそれに入らなかった一遍だったそうです。オリジナルは5分の1に縮められ、その3倍の尾鰭がついたことや、100人ではなく1000人という想定だったことも面白い。とにかくオリジナルはもっと環境問題のことが書かれてあったということで、私はそれが知りた〜い。富の偏重に重きが置かれていたインターネット版は、より今の地球人に分かりやすく書かれたものだったのですねえ。2001年2月に亡くなっていたというドネラさんの功績は、どんな賞を与えても追っつかないほど大きいのではないでしょうか。合掌。 |
『水は答えを知っている』江本勝 サンマーク出版 1600円 |
2001年11月25日、私は仕事先に急いでいました。が、どうしても買いたい本があり、地元の本屋に飛び込んだら、それは目の前に平積みになっていました。前日、ライダー仲間の万澤さんから『水からの伝言』を読んだら、と教えてもらったのですが、その本はなく、その後に出版されたものがあったのです。なんと発行日でした。早速電車で読み始めたら夢中になり、途中で乗るべき特急電車が行ってしまって仕事には遅刻。しかし、感動してしまったので、仕事先の講演では、この本の話題となりました。転んでもただでは起きない? 自然界の水を凍らせて結晶を撮ると、雪の結晶のようなカタチが出来ます。そして言葉や音楽や絵を見せるなどあらゆる情報を送ると、様々な結晶が出来て来ます。そこには様々なメッセージがあり、一番美しい結晶は「愛と感謝」や「ありがとう」を伝えたものでした。「ムカツク!」や「死ね!」では結晶にならないどころか、ドクドクしくなってしまう。そして「ばかやろう!」よりも酷いのは「無視」の状態であることにが〜ん。人間は70パーセントが水分なのだから、人の言葉に影響されるのは、ごく自然なことなのです。パソコンや携帯電話の電磁波影響は当然ヒドイのだけど、それもある方法でかなり克服できることが分かって、ほっ。ビートルズの曲が作物の成長にいいのは知ってたけど、やっぱりね〜、など一喜一憂。それにしてもすべての写真が、今の日本や地球の悲劇の元を語っており、また何が必要なのかもハッキリ示してくれるので、気持ちのよいこと。立派な警告教育図書でもあるし、単純に写真集としても面白く美しい。「これ、絶対に読んで!」と最近、勝手に広報活動していたのですが、そんな話をしていたら、著者の江本さん、実は私が親しくさせて戴いている東京の竹井さんという方の会社に40歳くらいまでいらっしゃったのですって。世間は狭〜い。(2002/1/1) |
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