2009年4月8日

■高知 4日目 < 7 >

 
あら、15分しかないけれど、大丈夫かな。 お店の人に「カーブ4つ曲がった先」と言われて、猛ダッシュ。あと5分しかないのに、こんな遍路休憩所撮ってていいんかー。 エンジンかかっている舟を見つけたのは、一分前の46分。なんでいつもこうなるんでしょー。息が苦しいぃ。 船内にはお二人の歩き遍路さん(右の方、2日後の宿が一緒でした)。


2隻で運行。通学の生徒と、お年寄りの足が主な用途ですが、昔はこれが頼りだったので、もっと地元の利用客も多かったそう、 「気持ちのいい仕事ですよね。海がお好きなんですよねえ」「そうかも。休みの日も海に出てるからね」「釣り?」「そう。家族は”また魚!?”って、あまり喜ばないけれど」「うわー、贅沢うぅ」。


実は遍路マップには、お大師さまも通ったというこの海のルートの情報がありませんでした。これぞ旅の醍醐味なのになあー。もったいない。岡林さんが教えてくれなかったら、絶対に通ることなかったよ。



約10キロほどの距離をジグザグに走りながら小さな集落に寄っていきます。目視で客がいないと思ったら、着岸せずにターン。実は私、船が大好き!! 「あれは何?」「どうしてそうするの?」「何捕ってるの?」と、パイロットの方に聞きまくりました。鯛の養殖も盛んでした。


55分で、目指す横浪の町が見えてきました。314号線に行くので、ここが一番よかったのです。
小学生が乗ってきました! お遍路さんは、終点まで行くそうで、さようなら(23号線を行くのでしょう)。 お名前聞かなかったけれど、とっても親切に教えてくださったパイロットさん。ありがとう!!


歩き遍路もこういう手段を使うと、またリフレッシュ。 「市営第五くろしお」、なんだかおなごりおしゅう。。。 やっぱり育ちかしら。幼少は長崎の対馬の港町で育ったからねー。


須崎市にはいりました。けっこう山深いのですが、必ず農作業の方がいます ちょこっと立ち話。で、振り向くと、もう作業に入ってます。当たり前だけど、頭が下がります。
で、パイロットさんの情報どおり、降りたらすぐに農協あり。ところがここでも事件が! 私の農協のカードは、開拓農協からのものなので、下ろせないとのこと! 農協側も首を傾げる事態に”がびょーん”でしたが、都市銀行のカードが使えて事なきを得ました。手数料の105円が悔しいけど。

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