2009年2月25日
■再びお四国巡り 最終日 < 7 >
春の息吹と共に進むなんて、やっぱり贅沢だよね。
もう14時。広大な水田地帯の真ん中の道を、ひたすらトコトコ行きます。
「山村さん歩いているんだー!」大師堂の新しい休憩所で、清掃のおじさんに驚かれた。後ろの干し物は、大日寺の近くで逢った歩き遍路さん。コンロでラーメン食べてました。
いよいよ南国市に突入。道からはずれていたけれど、大きなログ材が気になって、寄ってみました。ログビルダーたちと、しばし団欒。
すぐ傍の畑で、キャベツの生産農家の方が、大事そうに収穫物を毛布で覆ってました。「静岡は孫が行ってるんで」と懐かしそう。
このあたりのお米は二期作とか。歌いたくなってくる景色♪
寄ってみたいところはいっぱいあるけれど、もうすぐ16時。7キロ先の善楽寺までは行きたいので、ちょっとだけ心がはやる。国分川、たくさん野鴨が遊んでいました。
すれ違ったおばあちゃんとわんこ。この時間になるとお散歩たくさんで一緒に歩いたよ。
さーて、楽しみにしていた『へんろいしまんじゅう』。ここは20代前半に「るるぶ」で取材に行ってから、数回は行っているところ。まさに遍路みちの遍路石のそばにあって、おばあちゃんが作っている。でもなんか新しい。明日から休みで明々後日に新装開店! きゃー、残念。
紀貫之が赴任したという国府跡から1キロ離れたところにある29番寺の国分寺に到着。優雅でしっとりしたと書かれてある本堂は、残念ながら修繕中でした。
へんろ本には「42歳の弘法大師、厄除けを祈り八祖相承の星供の秘法を勤修され、以来、星供の根本道場と言われ、この寺の大師像は星供大師と呼ばれている」とある。ううう、勉強することは無限大にありそう。
手入れをしていたおばさま、感じよかった〜。「ここにいて、みなさんの唱える声を聞いて、一緒に祈らせてもらってます。いいもの沢山貰って幸せ」
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