2010年1月3日

■ スロースタイル・サイクリング in 淡路島

 11月の後半、淡路島にサイクリングに行きました。誘ってくれたのは、「NPO法人スローライフ掛川」の面々。10/7から12/6にかけて「スローライフ月間in淡路島」の一環で行われた「スロースタイル・サイクリングin淡路島」ということで、スローづくしなのですが、"スローライフくらい忙しい暮らしはない"と言われているのも真実。「果たしてどんなかなー?」と期待爆発で行って参りました。

 Terryのウエアを新調したこともあり、前日は子供の遠足のように眠れなかった私。早朝の掛川市役所に着いてみると、知り合いが半分もいました♪ 職種はさまざまなれど、自転車を愛して止まない面々ばかり。実は、もこもこの丘が続く温暖な掛川は、何年も前から自転車とスローを掲げて街全体で動いてきたところです。そこで「この町が一番スキ!」と言い切る男女たちが、どう淡路島を走るのか、、、私は興味津々。朝霧もいいけれど、寒い時期のサイクリングは辛いので、暖かいことだけを期待して、バスで一路、淡路へ向かいました。神戸駅ではスペシャルゲストの元サイクルスポーツ編集長の宮内忍氏(その日の朝まで発売直前の「砂田弓弦写真集 ツール・ド・フランス 七月の輪舞」校了をしていたんですって!)と合流。久しぶりだったので、すっごく嬉しい出会いでした。主催の担当者、長谷川八重さんを初め、今回女性は4人。9人のナイトに囲まれて、すでに有頂天のレイコでありま〜す。

 さて、淡路はお遍路道中で幾度となく通過したところです。きちんと走ったのは、遥か彼方19歳の日本一周中でしたが、なんとその頃と「あまり変わってなかった」ことにびっくり(いい意味で!)。家々も道も立派にはなっていたけれど、畑に人の姿が多かったり(働き者なので、お米の後にレタス2回とタマネギ作るんですって!)、海沿いの道が人の目線に置かれていたり、なんたって、よけいな看板がほとんどなくて、その風景を愛でる楽しさに溢れていました。昔は気づいてなかったのですが、淡路と言えば、吹き戻し(吹くと延びて、ぴーぴー音の出る玩具ね)、オニオンスライスが美味しいタマネギ、海の幸、淡路瓦(この屋根が島のイメージになってますねー)、 シェア70%のお線香、淡路人形浄瑠璃などの伝統芸能、果物などなど、特産品いっぱい。知らなかったなあ。今回も、食べる、見る、遊ぶの「るるぶ」で行こうっと。

 まずはお昼過ぎ、西海岸の慶野松原で、地元の案内を引き受けてくれた面々と合流しました。手作りの歓迎看板に感動しつつ、総勢21名で出発でーす。淡路島をぐるりと回ると150キロほどあるらしいのですが、今回は半日2回で約90キロほどでした。初日は畑を行き、淡路人形浄瑠璃館を見学し(徳島で大感動した人形師の天狗久と、またここで逢えるとは!)、大鳴門橋の手前まで行き(心臓破りの坂。でも、また行きたいなあ)、居心地よかった丸山漁港で一休みし、海沿いを走って、瓦の町へ。。。

 


【Top Page】

Copyright 2001 Fairy Tale, Inc. All rights reserved.