vol.23. 2001年9月11日 * 稲日記

 

裏?イネ日記

わぁ〜い!久々の田んぼだぁー!!ひえ抜きかぁー、まあ前回の「う・ん・こ・ま・き」に比べたらあーたチョロイもんでしょー。4反に3人(Akiちゃん・とーちゃん・あたし)はちと足りん気はするが・・・。まずは1反田んぼから、「あんまりないっすよ」のAkiの言葉を信じつつ、午前中で楽勝でしょー!と思っていたが・・。「あまいっちゅーの!!」お昼近くになったのにぃ〜!休憩もとらずにもくもくととっていたのにぃ〜!終わらない!ここのは、20〜30cmのまだ小さいひえがいっぱいはえてたんだぁー。「だれだよー、ちょっとしかないなんて言ったのぉ〜」上から見てもよくわかんないから、稲をかきわけ・かきわけ進む。腰をおり、頭をつっこみ、低い姿勢のまま進む「えーいめんどうだぁー」と、ほふく前進したくなる。
しかし、自然は何とやさしーのだろう「これこれ、そんなに大変な労働をしておるおぬしに、ほーびをつかわす」(だれ?)とばかりに、やごが脱皮したのや、へびが脱皮したのや、かまきりが脱皮したのを見せてくれる(脱皮ばかりやんけ)おかげさまで、うちの息子は喜んでヘビの皮を首に巻きつけて帰りやした。

1日で終わるは・ず・の2日目。父ちゃんも気合が入っている!血圧も高目である!みんなの田んぼのひえは良く育っている。稲より大きく青々しているので見つけ易い。昨日みたいに腰おり前進せず、背筋をまっすぐに稲の中を進む。するとすると、何だ!何だ!まるでたかさごや的な厳かな気分になってくるではないか。これは、そーだ!バージンロードだ!(ちなみあっしは教会ではなく、神社でやった)そーよ、あたしは田んぼ用長靴に軍手(養蜂用)虫よけネットはかぶってるものの、ウエディングベールの花嫁のようではないか。
なんやかんや、いー気分でやってたのもつかの間やっぱりはかどらない。「どーすんだよ!今日こそ昼飯前ではなかったんか??」と、またもや午後に突入!身体は疲労しているものの、目だけは青々のピンピンひえを追う。しっかし、ひえははすごい!稲と密着合体してはえている。うまーく三つ編みをほどくように、根気よく作業を進めないとひえの罠にはまっちまう!ゆだんならねぇーやつなんでごぜぇーます。

とにもかくにも、2日間の戦いは終わった。内の負傷者は2名、まさみっちゃんは右目をやられ。Akiちゃんは、前日にレイコさんから口をすっぱくして言われた長袖を忘れ、虫にさされまくり葉っぱで傷だらけになった。あっしはただ一人無傷でした。これも、レイコさんから配給された虫よけネットのおかげでやんした。めでたしめでたし!


レイコさんへ

朝の時点でヤバイかな?と思ったみそ汁を昼に食おーとしないで下さい!

はん

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