vol.19. 2001年8月16日 *カモ日記その7

14日、PM 6:10
「ジャー行ってきま〜す。!」レイコさんは元気に大阪の仕事へ行きました。
私は、ホット一息つきました。「私は疲れた!」12日から約2日間、時間にしてたった24時間レイコさんと共に行動した私は、クタクタのヨレヨレ、レイコさんと動けるのは2日が限界、あのパワーが何処から出てくるのかと思うほど一時もじっとしていない、まるで合鴨のようである。
 と言う訳で、忙しいレイコさんの代わりに合鴨のお引越しを皆さんにお伝えする係りをします。とにかく今のレイコさんの頭の中には、カモ、カモチャ〜ン、カモリ〜ン、カモピー、ピピチャンしかないようである。田んぼの、稲が順調に育ち穂が出てきたので「ピピチャン」たちが穂を食料にする前にと、お引越しです。長期の出仕事が多いレイコさんふと思うのはピピチャンの事ばかり忙しいスケジュールを割いてのお引越し、13日には新しく移動する近くの「稲葉獣医」さんの鴨場の整備と「ピピチャン」達が無事に移動できるように浅間神社へお参りに。でいよいよ14日AM9時に田んぼで合流、少し遅れて着いた私の目にしたものは、軽トラックの上の籠いっぱいの「ピピチャン」達とあと数羽の「ピピチャン」。田んぼの先生米山さんが、レイコさんの捕まえた「ピピチャン」を、次々に籠の中へ入れていました。最後の「ピピチャン」なかなか手強く米山さんが心配そうに見守る中「ピピチャ〜ン、おいで」とレイコさんの甘い呼びかけに「ハ〜イ」と返事をしているかのようにレイコさんの足元の餌に吸い寄せられて、ハイ捕まえてとばかりにレイコさんの手の中に納まりました。とっても心配していた「ピピチャン」捕獲作戦、何の心配もなく終わり、これもレイコさんの「ピピチャン」達への愛情の深さなんでしょうネ!でもでも「ピピチャン」あなた達は野生の鴨の血が入っているんだよ、簡単に捕まっていいのかと思うのは私だけでしょうか。
 サー鴨の移動です。レイコさん慎重に路面を見ながら「稲葉獣医」さん目指して運転します。時間にして約10分、途中知り合いのガソリンスタンドで、「ピピチャン」見て見てと親ばかぶりを発揮しながらも無事「稲葉獣医」さんに到着、鴨場に一羽づつ放しホット一息、「ピピチャン」達も何にも視界を遮る物がない広い新居に大喜びです。
稲葉さんが作ったきゅうりとなすを、細かく刻んで投げ入れるとピラニヤが獲物を捕らえるような感じでバクバクバク、一瞬にしてなくなります。初めて口にするものなのにやはり雑食なんですね。新居に入ったばっかだと言うのにこの食欲なら大丈夫、あとは早くいい貰い手を捜すだけだね、ネ〜!レイコさん。


 只今16日の午前8時です。きゃあ、お久しぶりのレイコですよん。実は書こう書こうと思いつつ本職の原稿書きが詰まっていたのでありんす。あと2日で勝負つけますから、そうしたら、7月19日からのBMW北海道ツーリング、昭文社の北海道ツーリング、18日に放送される奈良の大台ケ原の番組(TBS系「真珠の小箱」、詳しい時間は出没情報に載せてます)、青森の「遠くへ行きたい」のロケ、その他山ほどいろいろあったので、お伝えしたいと思います。待っててね。ちなみに本日このカモ日記を書いてくれたつんちゃんは、昨年のアイガモの田んぼを一緒にやったライダーちゃんです。ミスバイクです。プロのメカニックです。うちの畑担当も兼任しています。と勝手に決め付けてますが、ライダーって自然が好きな子が多くて、素晴らしいですね。ちなみに休日のたびに夫を置いて静岡市から来てくれるので、心配しています。が、これからもうんとこさ頼むつもりです。ヨロシクね。レイコ

 

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