2008年11月10日
■ロクサーヌの出産 その6
パリダカ並みの勢いでアップが続いております。これを北海道のアップ担当あっちゃんへバンバン送っているのですが、あっちゃんも以前は激しいレースのサポート関係を長年していたので、すっごおーーーーい早さでアップしてくれてます。ああ、これが二人で組んでのレースだったら優勝ですなあ。 それにしても母親のロクサーヌの献身的な子育てには圧倒されます。だって胎盤は出てるわ(血が流れてます)、骨盤は開いたままだわ(がに股のまま動きまくってます。人の場合だと3週間は大人しくしてないと綺麗に元に戻らないと言われている”産後のひだち”、草食動物には関係ないんですね)、子供は四六時中乳に飛びついて食らい付いてくるわ、外敵から守らなくてはとぴりぴりしてるわ、もう数え上げたらキリがありません。 ここに来た時からお腹の子供を守るためか、犬やネコに対する威嚇は凄くて、みんな吹っ飛ばされて以来、刃向かうことはなくなりました。角はないけれど、横っ腹の頭突きいっぱつで2メートルは飛ばされます。”こうたろー”は、かなり時間がたっても気に喰わなくて、唸りながら周りをうろついていましたが、今はもう、完全に無視状態。というか、回り道して逃げます。ヤギの群れの中で育って、その恐さを知っているメイリンは、いつも「止めなよ、勝てないよ!」と止めていました。君子危うきに近寄らず、です。 とにかく赤ちゃん山羊は親が守るしかありませんので、必死な訳ですよね。命を掛けて命を守る。ううう、じ〜〜〜ん。世の中の母親はみんな、こんなことをサラリとやっているんだなあと、感動してしまうのでした。中には山羊を見習った方がいい人もいるかもしれませんが(?)、生んでなくても「命の素晴らしさ」は分かります。どこかで、いろんなものが初心に還るレイコなのでした。