vol.142 2002年10月9日

■ バイクパレード&パフォーマンス浜松2002

 10月6日は朝から暑うございました。久しぶりに山から下りたまりこは、浜松の都会ぶりにちょっとオロオロ、レイコはニコニコ(これはいつもですが)です。会場までテクテクと歩いていくと、おお、バイクがズラズラ並んでいるぞ。この感じは久しぶり。バイクでどこかに集まり、全く知らない人のバイクを眺め、「ほえ〜」だの「へ〜」だの言いながら、時々目が合ったり気が合ったりする人の話を聞いたりして・・・・・・。
 「バイクパレード&パフォーマンス浜松」とは昨年から始まったイベントで、浜松市のメインストリートが閉鎖され、そこにバイクが集結するのです。ご存じのように浜松はホンダ、ヤマハ、スズキが生まれた土地=世界に誇るべき土地=こーゆーイベントはまさにぴったり! もっともっとやってくれい! で、レイコさんは昨年もゲストとして参加。そして、いそうろうの縁でまりこもゲストとして呼ばれたのです(汗)。
 バイクを見て歩いていると、「あれ、久しぶり」「あ、来てくれたんだ」と知り合いバイクを次々と発見しました。中にはこのホームページを見て来てくれた人もいて、イベント開始前で密かに緊張していたまりこは、すげくすげく勇気づけられたのでした。お陰で足がブルうことなく壇上に上がることができ、「さっすがプロだな〜」と林エリコさんの司会進行にほれぼれし、「さっすが本物のゲストだな〜」とレイコさんのコメント&ツッコミに感心し、そのお二人に挟まれてお茶を濁しながら、あっという間に2時間は過ぎたのでした。
 それにしても途中、ステージ下でスタッフの方が手振り身振りで『巻いて巻いて』と進行を早めようとしているのに、落ち着いて参加者のコメントを引き出し、語り、そうして本当に時間ぴったりにイベントを終了したエリコ&レイコ組の手腕には、本当に驚かされました。うー、その道のプロというのは凄いモンです。エエモン見せていただきました。

 (まりこ)


なんと100%太陽光発電のソーラーバイクを作り、しかも北海道から福岡までの約2800kmを走りきったという山脇親子(一さんと夢果さん)。65qは出るそうで、実際走るとトルクの太さにビックリ。しかもスタイルがカッコイイ! カウル付タイプのソーラーバイク(これで2800q走った)。ウインカーもしっかり装備で、もちナンバー付。「想像以上に速くて乗りやすくて気持ちよくて可愛くて、きゃー。すぐに市販できそうな、未来を感じるバイクね」 うぎゃあ〜、やはしチミだったか! シャフトドライバーズの宴会(変態?)部長、山内クン。免許取り直すまで、ミーティング参加はお待ちあれ。

松市の鍛冶町ストリートに設置されたアトラクション用ステージ。壇上には伊澤ブラザーズ製作のバイクオブジェ。

年の鈴鹿4耐で10位に入賞した「浜松チームタイタン」の皆さん&GSX−R600。スズキの社内クラブで伝統あるチームなのだ。

かわゆい後ろ姿に思わずパチリ。愛車はPW80で、めいっぱい伸ばした足がまたかわゆかったのなんのって。
レインボーライディングスクール<浜松>のインストラクターの方々。両端から2台がスラロームですれ違うパフォーマンスを披露。卒業生達もいっぱい応援に来ていた。 '60年代のホンダレーサー「RC」を目指してCB50をカスタムした大木泰明さん。後ろにはドリーム50の畠山 優さん。そしてツッコミにならないツッコミを入れるまりこ。 ヤマハのテストライダー・増田智義さん親子。5歳と7歳で『お顔をお見せできないのが残念』なくらい可愛いのなんのって! 2人とも早く走りたくて走りたくてたまらない様子で、なかなかバイクから降りなかったのだ。
GLクラブのナイスミドルな方々。それにしてもGLの静かなこと。CB50改よりも静かだったのには驚いた。 タンデムライダーとして登場した北脇保之(きたわきやすゆき)浜松市長。これからバイクの資料館を作っていくという話が飛び出て、みんなで大喜び。浜松を日本のマン島にして下さい! 浜松のエクストリームチーム「激練(げきれん)」によるパフォーマンス。(今発売のミスター・バイクに特集が)。滅多に見られない技に、観客も大拍手。
イベントの最後は全員並んでのパレード走行。先頭はレイコ&マジェスティ。 この日、一番目立っていた「城北会」。10台の電動バイクで参加。12日に浜松オートレース場で耐久レースをやるそう。 ノージャンルのバイクが集まった。マッハにタンデムする2人は、まるで映画のようでした。
大通りをこんな風にみんなで走るってなかなかできないよね〜。今度、公道レースでもやってくれないかな。 集まったバイクは約100台。昨年よりも多くて嬉しかったわ。 30年前以上のバイクと現代のモトクロッサーが一緒に走る。これも滅多に見られない光景です。
久しぶりに跨るバイクにご満悦。
「貴重な体験、ありがとうございました。来てくれた方々、ただの居候なのに”バイクジャーナリスト”なんて騙してすみません!」
パレードランの最後を締めるのは、やっぱり面倒見のいい教官であった。    


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