2009年2月23日

■再びお四国巡り 4日目 < 3 >

 


明治から昭和初期に良質の木炭の集積地として栄えたという吉良川。その時期に建てられたものが数多く残る町並みは圧巻。


土佐漆喰(なまこ壁。松崎と一緒だ!)の壁に見えるのが、風雨から守るために出来たという”水切り瓦”。 美しか。
遍路宿もやっていたとは! いつか泊まりたいなあ。で、なんだか凄いと思っていたら、吉良町の案内を見つけてびっくり。重要伝統的建造物群保存地区だった!!
街道側には多かった格子。どれも違っていて、どれもいい感じです。そして、ほとんどが今でも実際に住んでいるみたい(推定)! こちらは台風から家を守るために、河原や浜の石で造られた”石ぐろ”。たーくさんありましたが、これも同じものはなかったなあ。 「わっ、綺麗な花」と思ったら、「あんた、野根でも逢ったね」だって。反対側の町で見かけた花屋さんだ。室戸から売りに来ているそうな。家に似合っていたなあ。
「わ、わ、わ、なんていい匂い!」まだ10時すぎだけれど、お昼ご飯にしよう! 家族4人で大忙し&楽しそうでした。とっても感じよかったし、なんたって、、、 お母さん担当のオーブンが凄かった。先々代からのものだそうです。もうもう、感動。
買ったのは、できたてのクリームパン、カレーパン、おぐらパン、そして手前が高知では有名な”ぼうしパン”。昭和30年頃に創られたんだって。さつまいもの入ったパンをお接待してくださいました。どれも美味しかったですよ!! 自然もいいけれど、町には町の温かさがある。で、ここで道ですれ違った方に「この町は素晴らしいですね。写真撮りまくってます!」というと、、、 「裏にも石ぐろあるよ」と、自ら案内してくださいました。すごい、これが玉石を上部に持つ石ぐろです。

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