最近、夜中の2時ころに目が覚めてしまう。おそらく寝ているところの天井に大きな窓があるからでしょう。でも、起きるのは、たいていお月様がふっくらまん丸の時。「あ、宇宙にいるんだなあ」なんて嬉しくなる。
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6/15。あまりに奇麗なので、いてもたってもいられなくて、玄関を出てみたら、チロチン(右下)も眺めていたよ。 |
こちらは6/25の朝焼け。やっぱりその異常なまでの光の輝きで目が覚めた。「焼ける」とは、まさにこういうことを言うのでしょう。 |
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こーたろうまでまっかっか。
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反対側の毛無山も、この世のものとは思えない美しさ。360度、まっかっかだあ。 |
(写真/Seiko.O )
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その3日後、アピオの「FAcoat Rally Mongolia 2010 出場お披露目会」 で、久しぶりに再会した松田瑛二さん(前列向かって右)が、心筋炎で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。「え、だって、あんなにお元気だったのに!!」。誰もが信じられない思いで参列した7/2のお別れ会。広島に居た私は伺えなかったのですが、わかちゃんからの「さっきお別れが終わりました。穏やかなお顔でしたよ。松田さんは、きっと天国でお酒飲みながら、モンゴルの私たちを見ててくれますね」というメールの、”穏やか”にという言葉に、少し救われました。訃報を聞いたあと、あの日の写真を見返してみると、どれもまるでキリストのような穏やかな顔をしていました(風貌も似ていましたが)。「最後に古くからのラリーや雑誌の仲間と一堂に集まって楽しく過ごせたのがせめてもの…と思う他ありません」と、アピオの河野社長。私も本当にそう思います。たまたま4台もジムニーが参戦するので開催となったらしいのですが、思えば珍しい催しでした。
昔のラリー現場でのエピソードが、頭をぐるぐる巡ります。フォトグラファーだった松田さんは、尾上茂さん(前列真ん中)のナビゲーターとして、幾度も砂漠を経験してきた大ベテラン。現場でさりげなくいろんな事を教えて下さったし、幾度も助けられました(ああ、未だにキチンとお礼をしていない!)。「出過ぎず、淡々とやるべきことをやる」というイメージがあり、実際、彼を悪く言う人など一人もいませんでした。私がラリーを離れていたために、ご病気になられた事もまた昨年砂漠に戻られたことも知らなかったのですが、ラリー仲間として砂漠にいたということは、またご縁があるのかもしれませんね。今回モンゴルを走る誰もが、空に貴方の姿や意志を感じることと思います。ヘリコプターよりもうんと高いところから見るモンゴルの平原は、どんな光景なのか想像もつきませんが、そこを走る我々の安全、どうかどうか見守ってくださいね(オネガイシマス!)。
心よりご冥福をお祈り致します。それにしてもあの日、一緒にお酒を飲みたかったなあ。。。
松田さんのことが載っていました。是非見て欲しいです。→ http://nofear.exblog.jp/14704250/
こちらも→ http://www.sser.org/ov/2010/06/ov_201006.htm
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