vol.61 2002年8月12日  カモたち・その後


 今日は8月12日です。写真はたった10日ほど前の8月1日の田圃の様子ですが、まだまだいろいろな意味で余裕がありました。まさかすぐに稲がわんさかになるとは!まさかカモちゃんが飛ぶほど大きくなるとは!まさか水の出し入れ口が壊れてくるとは!まさかまさか・・・・でも人生はまさかの連続です。いくら昨年のデータがあると言っても、今年は今年の風が吹く。それが楽しくてやっているところもあるので大きいことは言えませんが。

 8月8日にこのコーナーで呼びかけた「里親募集」ですが、その後8月11日の静岡新聞朝刊の「ペットもらって欄」に載せてもらったところ、なんとすぐに全て決まってしまいました。載せる手続きをしてくれたのは、畑部長のつんちゃん。昨年も頭を抱えているところに「私、載せてみる。駄目もとで」と機転をきかせてくれて、そして他の田圃のカモたちまで里親を見つけてくれたのでした。現場まで走って行き、本当にカモにとって幸福な環境かどうかをチェックしてくれたのも彼女。富士宮のアイガモたちは、何て幸せなのかしら。これから後にくる連絡分も合わせると、100羽以上のカモたちが里子に出されていくはずです。11日には「エンジョイDIY」の番組でも募集をお願いしました。まだ連絡はこちらには届いていませんが、こちらもどんどんよい人達の情報が来る・・・はず。
 明日はまだ成長の遅い黒米たんぼに網を張りに行きます。もらわれていくまでの間、今のコシヒカリから出さなくてはならなくなったためです。まさに今日、稲を突っつくことを覚えてしまったカモが出現してしまいました(たまたま稲株を押し倒したので気づいたみたいです)。すぐに出さないと、カモの餌で米作っているという状況になってしまいますので、冷や汗たら〜り。予定変更して、みんなで作業しに行きます。とにかく、まさに今、今が勝負どころというのが分かります。稲にとっても、美味しいお米が育つかどうか、ここからが勝負なのです。涼しい朝霧ですが、どきどき興奮しているレイコでした。

昨年カモをもらってくれた白糸のクレソン畑から、持ち主の許可を得て、セリをいただいています。

近所の人たちも、こうして散歩がてらにカモ見学。これが嬉しい。

毎日刻んで、手からあげます。くちばしで突っつかれると痛いけど気持ちいいよー。
 


蜘蛛も楽しい!


生命は美しい!
初穂はこの子。そして10日後には一面出揃ってしまった。早いよお。
次へ(2002年8月12日)


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