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連休中日の11月2日はスキッとした青空が広がりました。なんて素晴らしき稲刈り日和でしょう。レイコは残念ながら仕事のため欠席ですが、前日からの宿泊組を含め、計30人もの人が援農に来てくれました。 本日のメニューは「約0.8反の緑米&黒米稲刈り」です。前回の稲刈りで残った黒米と緑米を刈り取り、すべて天日干しにします。全員カマを持ちましたか? いいですね。さあ、思う存分お刈り下さい!! ザクザク。心地いい音が響きます。「なんか快感」「気持ちいいね〜」「お米作ってるって、感じ」初めての人もそうでない人も、収穫の楽しさを感じているようです。自然とニコニコしながら作業しています。ふふふ、自然農をやるほど、手作業があるほど、みんなでやるほど、農作業って楽しいんですね。 さてさて、今年最後のビッグ援農イベントである「黒米稲刈り」の中で、もっとも大ウケだったのが「一条稲刈り機体験」でした。この一条稲刈り機は、お米の師匠・米山さんが昔使っていた物だそうです。一条(稲の一列のこと)ずつ稲を刈り、自動に紐で束ねてくれる機械です。現代は、稲刈り→脱穀(稲から穂を取る)→籾を袋に入れる→ワラを細かく刻むという作業を一気にやるコンバインが主流ですが、それ以前の稲刈りはこのタイプの稲刈り機が活躍していたのです。ガッチャンガッチャンと機械のカマが稲を刈り、ガチャンっと紐で結んだ稲束が出来上がります。 最初は米山師匠が刈り、次に田んぼ部長・まさみっちゃんが、そして「やってみたーい」と菊地由花ちゃん(お馴染みチームターザンの一員)が名乗りを上げました。お、やってみなはれ。「これがバックで、これが刈り取りで・・・」米山師匠が説明します。「はい、わかりました。行きま〜す♪」元気な声です。さあ、どう・・・・・・え、あの、おいおい、ぎゃあ〜! 機械はゆっくりと進んでいるのですが、まったく刈れていません。稲は倒れてゆくばかり。「真っ直ぐ進まない〜!」「あれ? 刈れない、ええ!」由花ちゃんが叫びます。米山さんが駆け寄って、また説明します。さあ、今度はどうでしょう・・・ぎゃああ〜! そっちは違うぅぅ。本人は真剣、でも回りは大笑いです。 そうして、みんなして順番に稲刈り機体験が始まりました。スゴク慎重に進む人、結構アバウトにやってしまう人、いきなり上手に刈れる人、同じ機械なのに個性が出るのが面白いところです。手刈りも面白いけれど、この人間的な機械もムチャ面白い。 大ウケだった稲刈り機のお陰もあって、昼の2時過ぎには作業全て終了です。疲労度も少なく、みんなの顔は満足げにニコニコです。「2台くらいで競争したら面白いな」とは、同じく稲刈り機にハマった田んぼ部長。うん、それホント面白そう! 来年は赤組、白組に分かれて「稲刈り運動会」やりますか!! (いすわりまりこ)
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