2011年3月25日

■ 桜だ!


 UTMF開催延期のお知らせに、地元を奔走しております。「残念だけれど、すっごく楽しみにしているから、是非開催してね」と言われて、反対にこちらが励まされているような気がします。感謝。。。
 そして、相変わらず計画停電の日々ですが、みなさん対応に慣れてきたようで、道行く人に「今日は中止だよ」なんて教え合ったりしています。我が家は薪ストーブなので、その時間に合わせて、囲んで夕食とったり、ロウソクの光で話し合ったり。ゆっくりとした時間はなかなかいいよ。昨日は林業家の人が、「ロウソク浮かべて子供たちと風呂に入った」「カアチャンが灯油のランタン出して来たら、これがよかった」なんて言ってました。みんな、「急いで駆け抜けて来た人生は何だったのだろう」と思っているのでは。
 たった3時間の静止が教えてくれるものは、計り知れないです。富士川の向こうはヘルツ違いで停電ないので不思議ですが。
 今後のことはいろいろ噂が飛んでいますが、「究極の節電」「計画停電」は仕方ないのでは? 地震と放射能のことを考えると、日本中の原発を止めて欲しいけれど、まずは自ら究極の節電を実行するのみです。
 あれから車のスピードも、グッと落ちました。。。ほんとに燃料もったいないからねえ。ある意味バベルの塔になりかかっていた日本(私!)ですが、小さいけれど美しい国になりますように。


計画停電の夕べ
 

もう溶けてしまったけれど、雪の朝。
 7月に開催だった「安倍川花火」もなくなると、ニュースで流れていました。たくさんのイベントがなくなりましたが、ふと、「ハレとケ」のことを思います。日本中なんだか毎日がハレだった。昔ばかりがよかったのではないけれど、歳時や祭事、特別なその日が待ち遠しくて何日も指折り数えて待ったっけ。時間と心をつぎ込んで、その日を存分に楽しんだあの頃が懐かしい。ぜったいにそっちがいいと思っていたので、私としては少しペースダウンして、ケの時間を作った方がいいのでは、なんて思ったり。「いつでもあるもの」ではなく、「特別」だからこそ、生まれるものがあるはず。感謝だったり、絆だったり。経済大国ではなく、真のやすらぎ大国を目指したいな。

 

  さて、いろんな方や会社が、いろんな災害支援に駆け回っています。こちらは、今一番不安に思われている方が多い「水」に関してのお知らせです。いつも地球と人間の未来を考えてくださっている「かまぼこの鈴廣」さん、すでに支援物資も送ったりなさってますが、今度は水を分けてくださるそうです。お近くで困ってらっしゃる方は、是非! 延長もあるかもしれないので、HP で確認してくださいませ!
 なんでもいいよね、できることから始めよう。
 
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