7月に開催だった「安倍川花火」もなくなると、ニュースで流れていました。たくさんのイベントがなくなりましたが、ふと、「ハレとケ」のことを思います。日本中なんだか毎日がハレだった。昔ばかりがよかったのではないけれど、歳時や祭事、特別なその日が待ち遠しくて何日も指折り数えて待ったっけ。時間と心をつぎ込んで、その日を存分に楽しんだあの頃が懐かしい。ぜったいにそっちがいいと思っていたので、私としては少しペースダウンして、ケの時間を作った方がいいのでは、なんて思ったり。「いつでもあるもの」ではなく、「特別」だからこそ、生まれるものがあるはず。感謝だったり、絆だったり。経済大国ではなく、真のやすらぎ大国を目指したいな。
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