2009年12月7日

■ 『アート・イン・ライフ』 公開フォーラム

 年末の私にありがちなことですが、「ちょっと遡りま〜〜す!」。

 私にとって静岡の掛川といえば、スローライフそのもの。昔の佇まいを残した駅舎。もこもこした茶畑の丘が続き、そこを自転車がのんびり行き交って、、、。あ〜、にゃんと気持ちのいい風景。その掛川で、これまた有名な大日本報徳社(二宮金次郎さんの提唱した報徳運動のココロを伝えるためにできた館)で、10/31に「アート・イン・ライフ公開フォーラム」が行われました。第24回国民文化祭の催しの1つですが、私とセーラ・マリ・カミングスさん(きき酒師であり、長野の小布施堂に入社後、株式会社桝一市村酒造場の取締役)のトークセッション。文化サロン「小布施ッション」や「小布施見にマラソン」など、次々とアイディアをカタチにしてしまうセーラさんに興味津々でしたが、やはりどころか、すごい方でありました!! いやあ、びっくりした〜。



商店街を利用した会場にて担当の方、今回トークショーを担当しているNPOスローライフ掛川の方と記念撮影。



3カ所に渡って市民が書いた"茶"のパレード。これがもう、、、飽きないのよ! お茶をたくさん頂いて、お城の横の竹の丸に寄って、川を眺めて、ようやく会場へ(歩いていて楽しいので、なかなか進みません)。
駅に着いて、まずは私の書いたこの文字に直行。国民文化祭の催しのひとつで、「千茶文字」でーす。ひと文字で"茶"の字を書くのですが、私は家にある緑茶、紅茶、抹茶、ルイボスティー、エキナセア、ハーブティーなどの葉で書いてみました!


さあ、こちらが今日の会場の大日本報徳社大講堂です。二宮金次郎の指導を受けた岡田佐平治が掛川の人で、ここに建てたのだそう。手前の入り口にある道徳門と経済門でその意味を教えていただいたのですが、改めて感銘しちゃった!


改築されたばかりだそうですが、どこもかしこもイイ感じですよね。落ち着きます。



部屋も回廊もある2階から下を見ると、こんな感じ。お茶会が開かれていました。市民がい〜っぱい。
歌舞伎座とも違うし、普通の会館とも全然違う。ここで話を聞いたら、すーっと入っていきそうです。とにかくこの空間、気にいっちゃった。音楽も合いそう。 そして、中庭にいらっしゃいましたよ、小学校の校庭でお馴染みの金次郎さん! でも、クワを渡す二宮金次郎の像は初めて。村民表彰をする像で、鍬を渡しているのだとか。ちなみに、報徳思想の3つの柱とは、「勤労」「分度」「推譲」。ううう、心がイタイ! セーラさんは、初出産後間もないとのことで、私も凄く楽しみにしてました。ねっ! 生まれたてほやほやのウイリアム君でーす。元気で、しっかり目を開けていました。
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