2009年12月1日

■ 生を全うするということ

 こんなに美しい時なのに、こんなに美しい時だったからよかったのか。
 1年半、我が家を楽しませてくれた鶏のガイアが昇天しました。今日は12/1。午後3時近くに表に出てみると、キツネなのか、カラスなのか、外敵にやられたであろうガイアが横たわっていました。他の子は小屋のそばにいましたが、いつものように彼女たちを守ったのか、何があったのか、知る由もありません。まだ暖かい身体を、ただぎゅーっと抱きしめて、静かに葬りました。家畜ではなく愛玩動物だった私にとって、悲しいけれど、「いつかはこういうことがあるかも」と覚悟をしていたので、ただ、ガイアに「ごめんね」そして「ありがとう」と伝えました。「幸せだったと思うよ」とみんな。そうだね。私もそう思う。ガイアはいつも輝いていたもん。そんなたくさんの思い出を浮かべながら、「いつかは死ぬんだなー。私もやっぱりもっとやりたいことやらねばな」なんて思っていました。

 実はここで同じ時を過ごした大阪の市くん(わんこ)も亡くなったこと、この夏、隠居さんから聞きました。人気者だった市くんは、最期になっても動かない身体を起こして「散歩!」と訴えていたとか。どちらも運がよかったし、思い切り生を全うしたとは思うのですが、かなり哀しい。。。。
 いつも群れの長として目を配り、気を配り生きていたガイア。オスは気が強いと聞いていたのに、ガイアはどこまでも優しくて、いつの間にか私は彼の大ファンになっていた。どこか通じるものがあったんだよね。ガイアの後を継ぐ子のことも、外敵に対してどう対処するのかも(小屋だけでは嫌なのですが)、まだ何も考えていませんが、夢で教えてくれるかな。本当にありがとうね。安らかに眠ってね。合掌。

輪廻あるよね
いつもキラキラ
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