2009年3月8日

■歩きつづけるということ

 お遍路さんを始めたのは、今年の2月5日。大吉だったそうで、その日から歩き始めた人はかなりいたようです(と言っても10人ほど)。あの人たちは、今ごろ何処を歩いているのだろう。戻った人は、どんな気持ちで仕事をしているんだろう。そして、出逢った人たちは、どういう笑顔で暮らしているんだろう。そんな思いを抱くのも、そう、私は2度目の旅から戻ってきたからで〜す。

 今回は富山のライチョウの番組が終わった足でびゅーーーんと四国入りしまして、20日から25日まで歩き、26日のお昼には静岡でした。本当はもっともっと長く行きたかったけれど、そんなに甘くはないですね。はい、もっともっとお仕事して、やることやってからまた参ります。3月に出るのは難しそうですが、なんとか4月には高知を走破したいなあと思っています。まあ、私の旅を見ていただければ分かるように、お遍路という名の「きまま旅」になっています。立ち止まる時間もどんどん長くなっていくし、食べる量もどんどん増えて、なんだか恐いです。そうそう、2度目の旅から帰ってきたら、前よりはよかったけれど、やはり5キロ増しでした。徳島の大和ママの知り合いはお遍路で6キロ痩せたそうですが、まったくそういう状況とは御縁がなさそうです。帰ってからも歩いていた時と同じか、それ以上の食事を採ってます。食べ物って美味しいね。でも、どうなっちゃったのかいな。

 それから、帰ってきてから旅日記を書いていて、実はこのことだけ書くのをなぜか忘れたのですが、やはり不思議なことがたくさん続いています。詳しいことは、今度発売される冊子、「シゾーカ」に書きました。そして今発売中の「フォーブス」とも関連があるのですが、「フォーブス」の原稿を書いたのは、2/5直前。実は、今年のお正月初めに私の父の具合が悪くなり、かなりやばい状態でした。姉達とやりとりをしながらの旅でしたが、私が室戸の木下さんのお宅で、それはそれはリアルな弘法大師さまの夢を見たその夜、姉からメールが入ったのです。父の検査結果が陰性だったと。一概に喜べませんが、好転したのは確かだったので、びっくり! それが祈りと関係あるのかないのかは分かりませんが、「物事はいい方に転がってゆく」と信じている私は、純粋に嬉しかったです。実は、同じくして母の持病が悪化したのですが、それもきっと「いい方向にいくための何かだろう」と信じています。

 必然しかないことを、旅で教わりました。きっとそれはとうの昔に誰もが知っていたような気もするのですが、忘れがちなそのことを、たまたま私はお遍路の旅で思い出したのでしょう。

 さて、帰ってきてからのあれこれをちょっとご紹介させてください。

3/2の朝。一年に2度拝めるのは、、、ダイヤモンド富士♪ ウランも喜んでいるみたい!

四国とはうって変わってこの風景よー。久々に雪が降りました。2/27にも降りましたが、3/3からの雪は、ばんばん降った。
午後にはこんなになっちゃったよー。
駆け回るこうたろー。犬は大喜びだ〜い。
ウランと山羊たちは、小屋の中で平然と。
餌さえあればシアワセなのね。


鶏も足元でついばんでました。堆肥の床はふわふわで栄養たっぷり。


はい、20センチも積もったっす。いえ〜い。でも、道は雪も避けられ、ガラガラでした。
翌朝は早朝6時すぎに出て、静岡へ行かねばならぬ私はどきどき。
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