2008年12月6日

■小春日和にカフェ開き

　霜が降りて、めっきり寒くなった11月の朝霧。動物たちもやっと流れが出来て、ほっと一息。これで冬に向かっていけるというものです。とは言うものの、やっぱり例年に比べてかなり暖か。名物の風も吹かないし、霜も盛り上がるまでいきません。地元では「どかっと大雪になるぞっ！」という声があがっていますが、それまでの間、暖かい日は日光浴して散歩して本でも読みたいものです。

　、、、っと、そういう訳にも行かなくなっちゃった。実は以前から使い方を思案していた「カフェ」が、やっと動き始めたのです。いい加減から随分進歩したものの、やはり方向定まらずだったのん。それはまるで”自分”と同じだったかも！？　でもここ一年、愉快な動物たちと暮らしたお陰で、「風の谷ファーム・あさぎり」のこの先の展望がや〜〜〜〜っと見えてきました。いずれはやりたかったシャンブル・ドット（フランスで多いB＆B）も、動物が中心で廻って行くのが自然でせう。

　そして急に？ペーターが燃え始めました。「やきそばパン、やろう！」「なんじゃそれ、面白そう」と私もノリノリ。レイコはカフェ内の清掃に燃え、ペーターはやきそば改造に燃え、11／28日に一応開店となりました。HPだけでぜんぜん宣伝してないのですが、なぜかお客さまもけっこういらしてくれて、けっこう盛り上がってます♪　実は”人に任せる前に、自分でやってみなければ”といういつもの原点に戻ったカフェ。相変わらずレイコは「いる時はいる。いない時はいない」ですが、最初は土日のみ、そのうち平日もすべて開けられるように、そしていずれは大好きなカレーや蒸し物や豆料理やクレープやスコーンなども、手作りで用意したく燃えてます。チーズも更に充実したいしね。
　でも最初から飛ばすと息切れしちゃうかもしれないので、「ぼちぼち」やります。冬でちょうどよかったかも。山羊やポニーや鶏同様、可愛がってくださいねっ。

　それから嬉しいお知らせがたくさんありました。大阪で療養中のシール・エミコさんより「11/11、無事ネパールの施設に”笑み基金”70万円が渡った」とのこと。手渡しはできませんでしたが、たくさんの人の手を渡って、ご縁の中で贈られました。ほっと一安心。本人は少し副作用が弱くなったとのことでしたが、まだまだ苦しい状況を戦っているそうです。早く私も逢いたいなあ。きっと来年には笑顔で再会できると信じています。エミちゃん、ファイト！！

　そして11/23。いつもの「あいがも農法の会／感謝祭」には行けなかったのですが、10/6にこの世を去ったマッキーこと牧浦徳昭氏の「偲ぶ会」が東京で行われ、参席させていただきました。初めての発起人が、マッキーを囲む素敵な？会だったことには、感謝でした。130人もの人が集まったのですが（錚々たるメンバーでした。すごかった。。。　三國連太郎さん、やっぱりむちゃくちゃカッコよかった！！ オーラがちゃう）、マッキーの意志はきっとそれぞれの人が継いでくれることを再確認いたしました。

　11/15には、ふっと気になってHPを覗いてみれば、「おおおお、濱口敬子さん完走したんだあ！」とびっくり。昨年、コンビを組んだものの私のみ本番に臨むことができなかった「ファラオラリー」。その年、彼女はリタイアだったのですが、今年は立派にフィニッシュしていたのです。思わずおめでとうのメールを贈ると、彼女からはこんなメールが。「お陰様でようやくラリーのスタートラインに立てた感じです。相変わらず忙しくしていますが、これからも自分の未知の世界を発掘していきます」。人は進む中でいろんなものを掴んでどんどん大きくなっていくのですね。すっごく嬉しかったなあ。