2008年10月9日

■マッキーの贈り物 つづき

 
古民家訪問班、神社訪問班、そして私たちは産直の「前田販売所」で、薪割り、炭焼き、炭俵づくり(縄の寄り方)などの"までいな"手仕事を拝見&体験させていただきました。 達人とマッキー。感動したのは地面に顔をくっつけてやっと見える炭焼きの炎。二人でず〜〜〜〜っと覗いて見ていました。 料理人指導の元で郷土料理を作って食べた(うまかー!!)あとは、地元の芸能です。大笑いの踊りもあり、暮らしにユーモアが欠かせないことを再確認。
人気者のマッキー、病床から復活しての時でした。我が家では4キロの散歩コースもつきあってくれるまでになっていたのです。 「食の歳時記」講座は、福島出身「分とく山」の野崎洋光さんとホテルメトロポリタンの日本料理「花むさし」料理長の富澤貞身さん。後でみんなに羨ましがられた出会いでした。野崎さん曰く、「までいの村は、10年先を行ってるよ」。 4年前にマッキーから紹介していただいた日本在来種みつばちの会藤原誠太さん。皇居で養蜂しているのは彼です。この日も蜂入りの養蜂箱と蜂蜜を持参。
出会いは「ひるどき日本列島」。大好きな増田明美さんも代表呼びかけ人に名を連ねている。建築家の佐川旭さん、香道志野流家元の蜂谷宗ひつさんもいらしてましたが、そうそうたるメンバーがいるので、見てん 2日目は、私も楽しく参加させていただいたメインイベント"平成の歌垣(短歌で愛を表現しあう古来の遊戯)"。そこで演奏してくださった生田流琴曲奏者の榎戸二幸さん。それはそれは情熱的で、鳥肌が立ちましたよー。にしても美しか! 地元の達人たちの前で喋ってらっしゃる方は、歌垣の進行役でもあった国文学者の上野誠さん。本当に面白くて笑った笑った。お話、もっと聞きたかったあ!!
閉会後、コメントに感動した私は、地元の達人(農家/80歳)高野チヨ子さんに駆け寄って握手していただきました。国文学者の高橋世織氏も同じ思いだったよう。まどかさんの締めの言葉は、「までいとは、運命を受け入れながら一日一日を一生懸命生きることだった」。名言です。 支えてくれたスタッフ(講師もゲストもみんなボランティア♪)もご苦労様! バスで帰る参加者にいつまでも手を振ってくれた。今年の10月は最上。そして毎年、テーマを変え、日本のどこかでこの塾が行われるのです。 最後は我が朝霧高原の夕暮れです。「もう灰になっちゃったのかな」。。。8日の散歩道、ユウガギクがマッキーを送っているようでした。
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