2008年10月5日

■うっとりまったりシタールの夕べ

 今年の4月末の連休から、フェアリーテールのカフェは、「小野カフェ」としてスタートしました。車でほんの20分の富士吉田に実家があるとはいえ、毎度はるか愛知県の知立市からえっさほいさ通ってシェフを務める小野権三氏の苦労はた〜いへんなものでせう。それもこれも、近い将来この朝霧高原に、ライダーが気軽に泊まれて美味しい食事も楽しめる新しいカタチのライダーハウスを作りたいからなのでした。カフェの時に地元の人から情報を集め、時間をみて敷地や物件を見に行っては、どきどき「どうかなー」。でもなかなか見つからるものではありません。自宅の知立では、仕事も持っている奥様や二人の子供のこともあるし、夢多き青年は燃えつつも悩み、悩みつつも夢見るのでありました(たぶん)。

 そしてそんな地元情報の中で、最初に見に行ったのが、今回の登場するシタール奏者の伊藤公朗氏宅なのでした。8月末には引越しするとおっしゃっていたので、きっともう朝霧には居ないはずですが、お隣の富士ヶ嶺のドクタービレッジという別荘地にお住まいで、逢いに行った小野さん、その後ライブも見に行って、「レイコさん、シタール最高ですよ」「ガイア(息子)もあれからずっとCD聴いているんですよ」と感動した様子。そして「夏休み中にここでライブやりましょうよ」とにっこり〜〜♪

 シタールと言えば、ビートルズのジョージ・ハリスンやラビ・シャンカールなどが出てきますが、興味ありつつも一度もライブを見たことはありません。では、となったのでした。私はな〜んにもお手伝いできなかったのですが、小野さんがせっせとビラを配り、声を掛け、当日は20名くらいの方に楽しんでいただけました。もちろん私も「よかったわ〜」。伊藤さんのシタールのやさしさと気高さにうっとり。どうやら昔からバイク関係でニアミスのあったらしい奥様の伊藤美郷さんの素敵な声にうっとり。朝霧の空気が感じられた創作の歌は、すっごく感動してしまいました。そして息子さんもギターで参加し、なんとファミリーで演奏するとは。。。羨ましかね。

 助っ人の音響担当はライダーさんだったし、夕暮れも美しかったし、インドの方にも楽しんでいただけたし、小野さんのバイキング料理はほんとうに美味しかったし、とってもいい夏の夕べでした。さて伊藤さん、今ごろどちらで奏でているのかしらー。



どこを見てもきらきらの夏真っ盛り。


おっ、ご近所の磯さんファミリーがやってきた。

朝霧高原、ツユクサ満開。


小野シェフが腕によりを掛けたバイキング料理なり。


こちらが伊藤公朗さん。まずはシタールの説明から。
で、所狭しと並べられたのは、、、


スタンダードな演奏から始まり始まり♪


カフェの夕暮れ、演奏にぴったりだった。
お二人の著書『ヒマラヤ音巡礼』鳥影社(\1,500+税)とCD『YATRI』.。すっごくいいですよーん。
息子さんのギターが加わると、更に深みが増しました。 一度も騒ぐことなく、演奏中ぐっすりだったジョティさんの娘。 さすがインドの子供ですねー。でも可愛いこと!!
次へ(2008年10月7日)
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