2008年7月4日

■エミちゃんに会ってきました

 雨にも負けず、風にも負けなかったエミちゃん。7月5日のイベントの直前の6月13日に”癌の再発”を知らされたそうです。それでも「朝霧にだけはいく!」と言ってくれていたのですが、、、「やっぱり無理だあぁぁあ」と6月30日に連絡がきました。いてもたってもいられなくなり、手筒花火のお山開きの日ではあったのですが(仲間のみなさま、本当にご免なさい!!)、飛んでいってしまいました。

 以下は、その時の様子です。具合悪いのに返って申し訳なかったかなあと思いつつ(安静第一なので、お見舞いはいっさい断っている時でした)。で、これからは更に安静状態に入らねばならないのですが、たった今(7月3日の17:15)暗闇の中でひとつ吉報が入りました。かのアウトドアGOODSメーカーのモンベルで「シール・エミコ支援基金」を立ち上げてくれたというのです! そもそもオシゴト頑張りすぎて再発したようなものなので、少なくとも2年間は安心して治療ができるような環境をと、誰もが思っていたところなので、「やったあああ!! 辰野社長ブラボー!」です。みなさ〜〜〜〜〜〜ん、ヨロシクお願いいたしますよーーー!!!


■広報資料より  「シール・エミコ支援基金」立ち上げについて

ガンと闘いながら世界一周走破を目指すサイクリストのシール・エミコさん。彼女は、第2回モンベル・チャレンジアワードの受賞者であり、モンベルクラブの会報誌「OUTWARD」に連載記事をご執筆いただいています。そのシール・エミコさんが、このたび、ガンの再発により冒険を中断、治療に専念されることになりました。モンベルでは、一日も早い回復をお祈りするとともに、「シールエミコ支援基金」を立ち上げ、エミコさんを応援することになりました。詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.montbell.jp/generalpage/index.php?general_id=59


★そして、7月9日〜7月15日まで、中津の「さをり集ギャラリー」でスティーブの写真展 『エミコ&スティーブの自転車世界一周旅の報告展』 を行います。関西方面の方は、是非是非足を運んでくださいませ〜。

 

奈良の里山に彼等は住んでいます。お庭の無農薬野菜を食べながらの、半自給自足。何十種類もの野菜がすくすくと育っていました。 迎えてくれたシール夫妻に「ほっ」。でも時々(相当)痛むらしく、布団で横になっても交えながらの会話です。お手伝いしにと思ったけれど、できたのは見守ることだけだったかも。。。
お隣さんの庭で咲いていた蓮の花。走り続けてきた二人が初めて腰を下ろし、二人っきりで静かに過ごせたという住処は、まさに天国。「(癌のことは)すっかり忘れていて、働きすぎちゃったのかも」。

エミちゃんの分まで動きまくっていたスティーブ、この日は大阪まで英会話講師のお仕事に。笑っているけれど、再発後は二人とも「正直へこんでた」らしい。 真ん中に走り去る姿。「いつも見えなくなるまで見送るの」。夢はまだまだたくさんある。治って走って伝えて欲しいことがた〜くさん、こちらにもある。 妹。家族。同志。仲間。それ以上の何かを感じてしまう私。治療法が決まらないからか、ちょっぴり小さく見えたエミちゃん。。。じっくり安心して治して欲しいです。
次へ(2008年7月12日)
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