2008年1月25日

■第2回チーズサロン 2日目

 どういう訳かお馴染みの方がずらりと揃った一日目でしたが、翌日1/20(日曜日)のランチタイムに行われた回もまた、楽しい仲間が揃いました。もちろんお馴染みの方も多いのですが、限り無く”地元”ではないの〜っ。それこそ20代に自分のバイクショップで行っていたバイクツーリングもそうだったし、ここで募るイベントもそうなのですが、常に集まって下さる人たちは、”ナンダカまるで仕組まれたように(?)揃う”という気が勝手にしています。ひとり増えても減っても、その場にはならないというか。。。そう、何をやってもヒトの凄さと不思議さに圧倒されるレイコでありました。

 2日目は帰る方の路面(アイスバーン!)を心配したので、午前10時半スタートとなりました。やはりワインを呑まない選択の方もいて、昨日の宴会モードとはまた違う雰囲気が漂います。恵子さんへの質問も多く、チーズの面白さがいっぱい伝わったのでは? 嬉しいなあ〜っと。

 この回は前日にチーズサロン紹介の記事が出たという地元の新聞「富士ニュース」を見て参加してくれた女性がいました。いらっしゃってみれば、別の参加者と音楽の話で花が咲き、美味しいものを介しての縁は広がるいっぽう。お手伝いしている方が嬉しくなってしまう「チーズサロン」って、本当に何なのかしら。絶対に今年はまた幾度か開催いたしますので、みなさんお待ちくださいねっ♪


材木切り出し台に乗ったら、すぐにやってきた安曇野ユキちゃん。「がんばれー」「うううぅ〜〜〜〜ん」。3月末の出産を控えて身重になったからか?、いつもはぴょんぴょんなのに、慎重です。


「いいお乳だしてね〜。ジョードイさんが美味しいチーズ作ってくれるからね〜。早く食べたいね〜」。初産なので心配多いものの、この可愛さはナンダ!
昨年11月に新入りとなったメイリン(久々のメス、柴犬とハスキーのMix)は、見習い牧羊犬。岩岳では人気者だったらしいよー。何故かこうたろーもノワールもシンちゃんも入らなかった犬小屋に入ってくれた素直犬♪


遊んでいる場合ではありません。すでに朝6時から準備に入った講師の寺山恵子さん(左/山羊チーズの伝道師なり)とコーディネーターの田中渥子さん(真ん中/流郷せんせいを介して知り合った大好きな女性です)。疲れ知らずのこの笑顔です♪ 私はかなり飲み過ぎ、食べ過ぎ、はしゃぎすぎ!?
一日中遊びまくっていた末田親子。友太くんはアフリカのビー玉遊びのゲームが、いたく気にいった様子。外資系広告代理店勤務の父ちゃんは、2時間の会議のためにインドに行ったんだって! 数年間も海外に縁のないレイコは、カバンに入って行きたかった。。 さて、今日も元気な恵子さんのシェーブルチーズ。我が家の2頭の山羊から採れるであろう乳量から推測すると、一日3〜4個はできるハズ。「妊娠しないとお乳が絞れなくてチーズができない」という原理を知る人、実はとっても少ない。
昨日があったので、今日の3人の動きは完璧。小野さんはこの日助っ人に徹してくださいました。感謝でございます!! これが本日のメニュー。昨日とは4種類ほど変わりました。昨年ともかなり変わっていて、そのレパートリーの広さにびっくり。チーズ料理って、世界中のものを集めたらすごいんだろうな〜。あ、西谷シェフに貰ったワイングラスとスプーン&フォークだぁ〜。ほほほ。 前菜に出て来た”プティ アグール(羊)とマルメロのパテ”の花びら風ふわふわチーズは、こうやって作ります。チーズカッター大好きなのですが、あまりの種類の多さにぶっ飛びました!
オーブンで焼かれた後でチーズがかぶさってくるとは知らぬが仏の茹でジョガイモさん。すべてが素材を活かした食材のハーモニー♪ この感じ、佐藤初女さんのお料理を見ている時とおんなじです。昨年末のイベントで出逢った「分とく山」の野崎洋光さんが仰っていた「引く料理」にも通じるものを感じました。 匂い漂うロフトでは、山羊使いの一日が披露されています。放牧、小屋の様子、搾乳、チーズ作り、日本に来る前にラッシュだったという出産。へその緒を切るシーンや、産まれたばかりの子山羊のよちよち歩きの映像もあり。感動のラッシュ!

日本の観光牧場ではあまり見かけないアルピーノ(アルパイン。こげ茶でデカイ!)という種類が、八ヶ岳の山頂のような尾根からベルを鳴らして勝手に降りてくる様は、とにかく迫力です。数千年前から人間の手でチーズが作られているという山羊しゃん。変わらぬものは偉いです、やっぱり。

写真/盛長幸夫

つづき
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