vol.37 2001年 3月3日 オーロラ紀行第2弾

 は〜い!アイデイタロットの第1日目、取材して参りましたよ。

 凄かった!想像以上に楽しかったのよ〜。10時から3時間半に渡って選手がスタートしていったのですが、やはりパリダカの雰囲気にそっくりなんですよね。観客もいろんなチームのジャケット着て、朝はよから集まって見物。犬を運ぶ車の周りで、あれやこれや会話が飛び交っていました。

 報道陣の多さもびっくりですが、その中にフェアバンクスに住んでいるマッシャーの舟津圭三さんの著書「アラスカ犬ぞり物語」の写真を撮られている佐藤日出夫さんもいらっしゃいました。93年から取材している方で山田さんもいろいろ情報をメールでやりとりしていたみたいです。とっても感じのいい方でした。明日の2日目のスタート地点でまた会えるでしょう。もう1人久しぶりに会えた方がいらっしゃいました。1997年のパリダカールラリーのテレビ取材で来ていた大野晴嗣さん。カメラマンの方ですが、何しろ私が初めて完走した時なので、その時の話で盛り上がりました。

 やはりパリダカールと比較してしまうのですが、スタートを切った選手に送る声援は同じで、長距離の旅を見送る雰囲気は最高です。でも何となく流れが緩やかで、周りも真っ白い雪だし、のんびりしていて、そのせこせこしていない感じが、とっても好感もててよかったです。驚いたのは、本当に女性マッシャーの数の多さ!68台の選手の内、なんと10人が女性です。それもいろんなレースで優勝している方が沢山いるの。過激なレースなのに凄い。でも犬相手だから結構コミュニケーションという点ではいいのかもしれません。待機中の犬たちの可愛さといったらないのですが、あちこちでいいこいいこしている場面にでくわしました。楽しくて仕方ない、早く走らせてくれ〜って感じで、どの犬たちも幸せそうなんですよね。スマートだけれどバネとパワーがあって、本来の犬族の本能に触れた気がしました。走りはじめた時の顔といったら・・・むちゃくちゃめんこいです。う〜ん、私も乗ってみたかった。ちょっと来年は携わってみたいなあなんて思っちゃたりして。

 今日はほとんどデモンストレーションみたいな日なので、本格的コースに入る明日からが勝負。2日目スタートのウイロウーまで行って、取材を続けマス。それでは私は雪かき用のスコップを買ってきま〜す。ばいばい。

(2001.3.3)

次へ(2001年4月7日)


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