2005年11月29日

■家族がふえました♪

 2005年8月、我が家にユニークな家族が加わりました。14歳の雌馬(メス)、シェットランドポニーの『ウラン』です。
 彼女が大切に育てられた近くのネイティブ・ビレッジという乗馬倶楽部では、『ジェッタ』という名前だったのですが、縁組みを機にウランとなりました。「ポニーなら育てられるよ」という宗形親分の言葉を信じて飼い始めて見れば・・・・なんと楽しい豊かな生活が!!
 もちろん朝は早くから餌あげ、小屋掃除、手入れ、馬場作り、運動とやることだらけなのですが、40年来の夢とあって、私はにこにこ。散歩の時間は次第に伸び、今では1日2回1時間コースで朝霧を巡っています。道ばたの雑草を食べる姿を見ていると、なんだか私まで腸の具合がよくなってくるような。確実に食欲は増えました。草をはんでいる間に私もストレッチするので、身体の調子もなんだかいいぞー。
 え? 乗馬じゃないのかって??? そうなんです。乗るにはちょっと小さいかもという理由で今までは眺めて追いかけっこして遊んでいるばかりでした。でもやっぱり乗りたいなーという思いがムクムク。4年間鞍をつけていなかったので、少しずつ慣らしてはいこうかなーと思っています。
 以前「乗馬ライフ」という雑誌にエッセイを連載していたのですが、まさにその”乗馬ライフ”になったと思うだけで、なんだかじーーん。ちなみに餌は乾燥牧草と青草(我が家は今年、草刈りが要りませんでした。ぜーーんぶ片っ端から食べてくれます。でももう冬なので、残された青草タイムはあとわずか)なので、ほとんどお金がかかりません。かかるのは時間だけ。父親は30歳まで生きたそうなので、ウランも頑張って欲しいところ・・・一緒に楽しい時間をすごそうね! という訳で、毎日発見と感動のウランとの生活、親ばかなのでどんどんアップしていきますね。





静岡と浜松から遊びに来た人達と、いつもの農道をお散歩♪ 走ったり歩いたり歌ったり踊ったり!?



奔れ〜奔れ〜コータロー♪ 「散歩の必要があるの?」と言われたことがあるくらい、自由なわんこです。

 2005年9月末、我が家にユニークな仲間が加わりました。推定年齢4〜5歳の雑種犬『耕太朗』です。
 すぐ近くの酪農家の堆肥工場に置き去りにされていたのですが、怯えまくっていて、最初は何犬で何歳でどういう顔をしていてどんな性格なのかも不明でした。白いやや大きな中型犬(でもガリガリ)ですが、行くとオシッコちびりまくって喜んでくれるし、2回目の餌上げで頭なでに成功し、「なんだか変わってるけれど、かわいーーーい! この子だ!!」とピーン。でも作戦は難航す。幾日も通って覚えてもらい、もう大丈夫だろうと車に乗せて家に連れきたら・・・草原に逃げてそのまま堆肥工場に戻ってしまい、がーっくり。2度目は私のあとを自分の意志で着いてきたのに、家にいる人影を見た途端にUターン。人を極端に脅えているのはどういう訳なのかしらん???
 成功したのは、決意も固い3度目の正直でした。リードをつけて歩いてきて、しばらく馬場のそばで繋いでいたら、「んじゃ、ここにいようかなー」という気になってくれたようで、ぺったりの甘えっ子に大変身。
 嬉しかったのは、ウランととっても仲がよいこと。草をはんでいる横で座っていたり、もぐらを追いかけていたりと、いつも何かをしています。大御所猫の『らん』は異常な犬嫌いなのに、耕太朗とはなんとか大丈夫というのもびっくりでした。まったく家の中を好まず、いつも外にいて守ってくれている耕太朗。まったくダメだったヨソの人も、このごろやっと近寄って遊べるようになってきました。
 どこでどんな人生を送っていたのか知らないけれど、ウチは決して捨てたりしないからね! だから、ウチラを見捨てないでね!?


 血統書付きのサモエド(スピッツの大型犬)じゃないの?と言われたこともあるけれど、立派な雑種。血液検査の結果、肝臓が弱いことが判明し、こうなったら一緒にベジタリアンに?と思っていたら、ササミジャーキーならよいそうです。初めの1ヶ月は人前で食事をしなかったというビクビクちゃんでした。お手もお座りも待ても、あっという間に覚えて、私はさらに親ばかに。
 得意技はふさふさの毛にたくさんアメリカセンダングザの種をつけてくるのに、翌日になるとなくなっていること。洗ったのは最初の日だけでした。ナゼ綺麗? ウランのボロ(うんち)は純植物性で100%土に戻るし、耕太朗は風呂なしなのにいつもお日様の匂い。見習うべきところがいーーーぱいの二人(一頭と一匹)なのでした。
ナチュラルフード(ナチュラルチョイスがお気に入り)ばかりなので、けっこう食費代かかる耕太朗。
次へ(2005年12月11日)
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