2003年12月31日 ■ 年忘れDAYは感謝DAY
 12月28日、暮れも押し迫った日曜日、フェアリーカフェ・プレオープン記念イベントとして「レイコと遊ぼう年忘れDAY!!」が開催されました。何故、この時期にこのイベントを企画したかと言いますと・・・・・・(以下は当日参加者にお配りした注意書きからの抜粋です)

 フェアリーカフェの年忘れDAYへようこそ!
 山村レイコ(エッセイスト・国際ラリースト・就農者)がここ朝霧高原に暮らし始めたのは8年前のことでした。東京から来ると、ここは寒い(ですね)! とてつもなくだだっぴろい(ですね)! でも自然がいっぱいで気持ちのいいところです(ですよね〜っ)!! 富士山パワーは絶大で、友達もみんな幸せそうな顔になって帰っていきます。こんな素晴らしいところ、ひとりじめではもったいないので、いつか「憩いの場所」をかたちにしたいなあと思っていました。でもまだまだ山村のプライベートスペースの域をでません。な〜んてこと言ってると100歳になってしまうので、2004年の春にはスタートを決意し、今その準備をしている真っ最中!
 でも「もう営業しているの?」「行っていいの?」という問い合わせを、たくさんいただきます。地元静岡朝日テレビの『エンジョイDIY』の番組の中でも、この場所は出てきますし(ガーデニング、ミニミニログキャビン制作、ペイント、家具製作などなど)、『レイコら村』コーナーでは、ライフワークのひとつであるアイガモ農法の様子も紹介され、みんなが「どんなところなんだろう? 遊びに行きたーい」と思うのは当然です。だって私もそう思うのですから!!
 という訳でまだ個人宅ではありますが、今年1年の感謝の意味を込めて、今日1日、みなさんに思い切り遊んでいただくために解放してしまいました。とはいえ思いついたのが12月の中旬を過ぎてからですので、準備期間はほとんでありませんが、いつもの「富士山麓アイガモ農法の会」のメンバーが「よっしゃ」と言ってくださり、地元の酪農家の方々の協力もあり、面白い出し物も目白押しです。コンセプトは『自然と人に感謝』。並んでいるのはすべて有機および無農薬無化学肥料の食品だったり、手間暇かけてつくった心に優しいモノばかり。こだわりの中のメッセージと勇気を感じていただけたら幸いです。寒い中ではありますが、富士山を愛でながら美味しいものを食べまくり、話しをしまくり、笑って転げて過ごしてくださいね♪ そしてよい2004年をお迎えください。

2003年12月28日 山村レイコ

 さて心配された天気ですが、レイコの魔力?が通じたのか、皆様の日頃の行いのお陰か、雲一つなく見事に晴れました。しかも、ほぼ無風状態でこの時期にしたら暖かい! 真っ青な空に雪化粧をほどこした富士山の美しいこと!! 「きゃほ〜、いい天気〜♪」本日も元気モリモリレイコの叫び声が響くフェアリーテールへ、様々な方が集まってくれました。
 しかーし、初めてのことなので慣れない上に人手が足りず、スタッフはてんやわんやのあたふた状態。『どないしよ?』と途方に暮れるかと思いきや! 参加者の様々な方が「手伝いましょう」と声をかけてくれ、主体となって動いてくれたのです。それも数えられないほど多くの方に・・・・・・(なにしろ総勢何人いらっしゃったのかもわかっていないのです)。そのひとつひとつ、その全てがありがたくて、終わったときにはただただ、「感謝」の言葉しかありませんでした。
 皆様へ感謝の気持ちからこの会を開いたのですが、またもや(?)もっともっと多くのことをして頂き、「もっともっと感謝しなきゃ」の一日になりました。『人の輪のありがたさは、冬の日溜まりよりもホンワカと心を温めてくれる』そんな風に思った2003年の終わりでした。

(フェアリーテール)

牛舎を取り壊したコンクリート跡がメイン会場。ガレージセール、出店、真ん中に餅つきコーナー。ちょっと煙いが、ストーブ君も久々に燃えています。 佐野製茶さんが、やきいもトーマス(SLのカタチした焼き芋機)でホクホクの焼きじゃがをふるまってくれました。子供も大人もホクホク笑顔です。 大好評だった「礼子の占いコーナー」。お一人様、見料100円。タロット、ルーン、エンジェルカード、ダウンジング、ホロスコープ、姓名判断からお好みをどうぞ。話しだしたら止まらないため?ずーっと占い続けたけれど、お客さんは計10人・・・お話しできなかった人、ゴメンナサイ!!


「うわー、馬が来た!!」と子供たちも大人たちも大はしゃぎ。約7km離れた馬場から3頭もお馬さんを連れてきてくれたネィティヴビレッジの方々。しかもずーっとタダで引き馬もやっていただいて(感涙)。しかも、真ん中の人は侍魂の佐藤さん!(日本のトップアドベンチャーレーサーです)

(左より)富士宮市長の小室さん、富士開拓農業組合長の宮澤さん、海洋ジャーナリストの永田さんなど、地元有名人の方も遊びに来てくれました。

ご近所の人たちも酪農の手を休めて、たくさん遊びに来てくれました。はんちゃんの横は、お隣(といっても1km離れているけど)の宮島のおじいちゃん。戦後この地にやってきた開拓一世です。


餅をつく方も大変だが、こねたり丸めたりする方も大変。みんなに声かけて、みんなでやります。それにしても、つきたての黒米と緑米は最高! 来た人みんな、お腹一杯ほおばってもらいました。



地元新聞には「ウイリー裕一ショー」と載ってしまい、演歌歌手と間違えられたかも? 元気に長〜いウイリーを披露しているウイリー裕一さん(地元、三尾建設の社長さんです)。この人、二人乗りでも車椅子でもウイリーしちゃいます。
米山師匠から臼と杵、蒸し器をお借りして、黒米、香り米、緑米の餅つき大会。ちょっと多めのつもりが、多すぎました。師匠、アイガモの会の方、本当にありがとうございました。計10回戦(もしかしてそれ以上だったかも)もやって頂いて!


いつもはカフェの中だけど、本日は外で踊ってもらった伴天連。CDの音が飛んだり、コンクリに浮いた砂利で足が取られたりのアクシデントも吹き飛ばす元気さ。今度は踊りの講習会やってー。
伴天連の踊りと曲に合わせて、即興でタムタム太鼓(って言うの?)を叩いてくれた「たつのおとしご」(地元のアーティスト)の秋山さん。ちゃんと紹介できなくて、ごめんなさいっ。それにしてもいい音だったなあ。ソロでも聴きたかった!! 夕方からきれいな赤富士になりました。ギターは伊藤ディレクター、ピアニカは伊地アナウンサー、お届けする曲は「レットイットビー」。即興ユニット・DIYは、カフェの中、たき火を囲む人を癒したのでした。

<ごめんなさいコーナー>
●道具をあれこれ用意してくれたのにできなかった「郡ちゃんのアクセサリー講座」。山梨・飾り屋の藤田郡司さん、ごめんなさい。
●これまた道具をあれこれ用意してくれたのにできなかった「美和子のゴルフスイングチェック」。前日から家族全員で用意に奔走してくれたのに・・・富士市の白井家一同様、ごめんなさい。

●前日にわざわざ綱を持ってきていただいたのにできなかった「ミニ運動会・綱引き」。ウイリー裕一さん、ごめんなさい。
●朝8時からトイレも行かず、ご飯も食べずぶっ通しで作り続けたのに、1枚も写真撮ってない「フェアリーカフェ・鎌田ランチ」。鎌田さん、ごめんなさい。
●出荷で大忙しの中、わざわざすいてキレイにしたワラとお飾りの見本を用意してくれたのにできなかった「青見さんのお飾り教室」。しかも、出店の写真も撮れていなかった。青見牧場の佐野さん、ごめんなさい。
●ちゃんと確認取らなかったため、餅つき道具とオーディオを運搬に2往復もしてもらった。米山師匠、ごめんなさい。
●薪をもってきてくれたのに、点火時間が遅くなってしまった。はるばる自宅から持ってきてくれた皆様、ごめんなさい。
●ブレーカーが落ちる等のアクシデント続出で、ランチのお客さんを待たせてしまった。途中では、お客さんが片づけを手伝ってくれた。待たせてしまったお客様、ごめんなさい。
★今回は関わり合ったあらゆる方に、お手伝いをしていただき、本当に助けていただきました。前日、当日、翌日・・・・・あえて一人一人のお名前をあげませんが、心より感謝しております。どうかこれに懲りずに、今後ともおつきあいの程、よろしくお願いいたします。見捨てないでね〜(懇願♪)
 で、懲りていないので、またすぐにやりまっす。今度は小さい規模でゆっくり語らえるようにしますね。そしてこんなワイワイ賑やかな感謝祭も一年に一度はやりたいので、是非アイディア聞かせてくださいね。


わーい、待望の写真が届きました。富士宮在住の五十嵐さん、本当に本当にありがとうございます。「富士宮焼きそば大使の渡辺さよ子さんが奮闘している写真がありました」とのこと。この日はお菓子名人の大川啓子さん(向かって左)と共に200円という格安で、いっぱいいっぱい焼いてもらったのです。美味しかった〜。
わーいわーい、第2弾が届いた〜♪ キャンドル作家の鈴木有紀子さん(左)と一緒に参加してくれた舟久保郁さんです。「おかげ様でキャンドルは売れていました。帽子は売れなかったのですが、怪しくブレンドしているオリジナルハーブティーがありますので、また参加したいです。中垣さんのクレソンがチョ−新鮮で、その辺のスーパーに売っているクレソンはいったい何ナンダと思ってしまいました」
◎写真大大大募集!
すみませ〜ん。当日の様子をデジカメで撮っている方がいらしたら、よろしかったら写真をもらえないでしょうか? 特にカフェでのランチの様子、青見牧場さんのシシ鍋の様子、焼きそば学会の様子、鈴木さんのろうそく販売の様子などなど・・・・・・・うう、とにかく写真が足りないのです。「HPで使っていいよ」って方いらしたら、是非是非写真データをこちらまで送って下さいませ。うう、最後まで皆様が頼りでしゅ。

次へ(2004年1月23日)
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