2009年2月22日

■再びお四国巡り 3日目 < 1 >

 
まだ星の残る翌朝4時すぎ。レイコは昨日の最終地点を目指して起きました。今日は午後から雨だしね。 昨日「ちょっこり」でお接待でいただいたパンをかじっていこうとしたら、二人が台所でちゃちゃっと、こんな素敵な朝食を作ってくれました。卵2個、厚切りパンを2枚も食べて出発です。 再び治ちゃん号に乗って、三津港に向かう三津坂トンネルを抜けると、 こげな美しい朝焼け! 霜が降りていたので、地元の方は「雨は遅いかも」と。だったら嬉しいな〜。
すっかりお世話になった治ちゃんと、7時半にバイバイ。今度逢うのは高知市かな。ありがとうねー。 さて、今日2/22のスタートは、、 昨日治ちゃんが車を止めたこの即身成仏になった方の墓前。 説明によると、伊予の猿川村(北条/合併後は松山市)から出家し、長く遍路を続けているうちに、ここ入木で三千体という仏像を掘った木食僧(もくじきそう)佛海。 菜食(ちょっと私はインチキ)! しかも父の生まれ故郷の伊予市! 350年ほど前の人なれど、なんか深い御縁を感じてしまったのです。 国道から30メートルほど町中に、佛海庵がありました。入るとお線香の香り。とっても綺麗にされており、なんとも言えない気持ちよさ。 裏の扉を開けると、まさに佛海さんのお墓があり、鳩が遊んでいました。今回はいろんな鳥にいーーーーーーーっぱい逢いました。いいことがある時には、必ず鳥が近くにいるのです(ほんとなの!)。

そこにやってきたのは、ノリを採りに行く途中で寄ってみたという地元の方。実はこの佛海庵を30年も守っている女性でした。一日2回、お米の他に2種類の食べ物をお供えするのだとか。「今まではなかったのに、この2年、大事なお札が取られたので、ちょっと哀しい」と仰っていました。 「佛海さんが掘った作品が見たいなあ」と言うと、「毎年11/1、ここを開けるから見られるよ」ですって。御供えしてあった大きなりんごを下さいました。 偶然とはなんだろう。偶然とはないのかもしれないな。こんなタイミングに出逢うと、出逢うべきものや人に、どんどん出逢わされている感じ。この神社の坂、かっこいいなー。


これも! 味のある手作りたち!! すぐに撮らせていただきました!実は、




道ばたのポンカン売りのところにありました。「静岡? よく仕事で行ってたよ。そう、2年前に東名バスの中で倒れて、臨死体験してねー」。ひゃあ、凄いなあ、と思っていたら、
おもむろに55号を渡って、向いの竹林に入っていきました。バッサバッサと音を立てて、、、ものの数分。

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